では正解発表です!
ズバリ、これは二進法を応用した問題でした。
二進法とは、数字の1と0だけを使い、2で桁が繰り上がるというものです。
私達が普段遣っている整数は1〜9まで数字を使い10で桁が繰り上がる十進法です。
つまり、
1,2,3,4,5,6,7,8,9…という連続する十進法の数字を二進法に転換すると、
1=1、2=10、3=11、4=100、5=101、6=110、7=111、8=1000、9=1001
という表記に変わります。(↑十進法=二進法)
この法則を応用し、今回の問題では、足す数が増えるほどに、
二進法、三進法、四進法、五進法…
と数字の性質が変わる<変則計算>をご用意しました。
(三進法は3で桁が繰り上がる、以降順に同じ)
答えだけは必ず十進法で表示されます。
また補足しておくと、二進法では2未満の数字しか使えないのと同じに、
三進法では3未満の数字しか使えず、四進法では4未満の数字しか使えない…
ということで、足し算が進むほど使える数字が増えるという意味から、
GHさんの仰った「順に上がる」はこの性質に当てはまったわけです。
以上のことを念頭に計算でわかりやすく例をつくると
10+20+30+40
だと、
10=二進法、20=三進法、30=四進法
となり、
“二進法では、10=2” “三進法では、20=6” “四進法では、30=12”
よって、
電卓での「10+20+30」は十進法で「2+6+12」つまり答えは「20」
となります。
ここまでが問題Aの電卓の計算法則でした。
そして問題@の11×22×33にこの法則を当て嵌めると、
「11=3」「22=8」「33=15」ということで、
すべて掛け合わせると、「3×8×15=360」と導き出すことが出来ます。
これで正解発表を終わります
二進法等の知識は、私の時代は中学三年で学びましたが、現在はひょっとすると習っていない人もいるかもしれませんね。
でも例えば、60分で1時間と数えるのは六十進法ですし、
12ヶ月で1年と数えるのは十二進法ですし、
100年で1世紀と数えるのは百進法…etc
意外と身近な数学雑学でもあります♪
ではでは、出題者としては満足いく結果には辿り着けませんでしたが、
ご参加頂いた皆様、並びにご挑戦頂いた皆様、
ありがとうございました
卵王子 2009/09/29 21:55
では正解発表です!
ズバリ、これは二進法を応用した問題でした。
二進法とは、数字の1と0だけを使い、2で桁が繰り上がるというものです。
私達が普段遣っている整数は1〜9まで数字を使い10で桁が繰り上がる十進法です。
つまり、
1,2,3,4,5,6,7,8,9…という連続する十進法の数字を二進法に転換すると、
1=1、2=10、3=11、4=100、5=101、6=110、7=111、8=1000、9=1001
という表記に変わります。(↑十進法=二進法)
この法則を応用し、今回の問題では、足す数が増えるほどに、
二進法、三進法、四進法、五進法…
と数字の性質が変わる<変則計算>をご用意しました。
(三進法は3で桁が繰り上がる、以降順に同じ)
答えだけは必ず十進法で表示されます。
また補足しておくと、二進法では2未満の数字しか使えないのと同じに、
三進法では3未満の数字しか使えず、四進法では4未満の数字しか使えない…
ということで、足し算が進むほど使える数字が増えるという意味から、
GHさんの仰った「順に上がる」はこの性質に当てはまったわけです。
以上のことを念頭に計算でわかりやすく例をつくると
10+20+30+40
だと、
10=二進法、20=三進法、30=四進法
となり、
“二進法では、10=2” “三進法では、20=6” “四進法では、30=12”
よって、
電卓での「10+20+30」は十進法で「2+6+12」つまり答えは「20」
となります。
ここまでが問題Aの電卓の計算法則でした。
そして問題@の11×22×33にこの法則を当て嵌めると、
「11=3」「22=8」「33=15」ということで、
すべて掛け合わせると、「3×8×15=360」と導き出すことが出来ます。
これで正解発表を終わります
二進法等の知識は、私の時代は中学三年で学びましたが、現在はひょっとすると習っていない人もいるかもしれませんね。
でも例えば、60分で1時間と数えるのは六十進法ですし、
12ヶ月で1年と数えるのは十二進法ですし、
100年で1世紀と数えるのは百進法…etc
意外と身近な数学雑学でもあります♪
ではでは、出題者としては満足いく結果には辿り着けませんでしたが、
ご参加頂いた皆様、並びにご挑戦頂いた皆様、
ありがとうございました