ｸｲｽﾞ大陸

真実「数独も飽きちゃったなあ〜。お姉ちゃん、何か面白い問題ない？」
真理「どんな問題がいいのかしら」
真実「嘘つきと正直者がでてくるやつ！(＞o＜)」
真理「そうねえ。じゃあ、この前フィールドワークシリーズに対抗して作った問題を出してあげる」
真実「やった！ 」

民族学者として高名なマリーベル博士は謎めいた村の噂を聞き、その村を目指して旅立ちました。
苦難に満ちた旅の末にようやくその村にたどり着くことができたのです。

事前の調査により次のことが分っていました。
　その村はゾーナの里と呼ばれている。
　住人は１２人。どの住人も、いつも嘘をつく嘘つきかいつも本当のことを言う正直者のどちらか。
　彼らを嘘つきの女、嘘つきの男、正直者の女、正直者の男の4グループに分けると、
　どのグループにも複数のメンバーがおり、同じグループのメンバーは同じ年齢、
　異なるグループのメンバーは年齢も異なっている。
　嘘つきの女は嘘つきの男より年下であり、正直者の女は正直者の男より年下である。

村人達に出会った博士はびっくりしました。
彼らは姿格好が皆同じで全く区別がつかなかったからです。
年齢も性別も全く分らなかったので、村人全員にその辺の話を聞いてみました。

<tt>Ａ（４１）　Ｈはオラの１０歳年下ぞな。
Ｂ（４１）　女の平均年齢は男の平均年齢より低いぞな。
Ｃ（３８）　Ｌは３８歳未満ぞな。
Ｄ（３８）　正直者の女は３人以下ぞな。
Ｅ（３８）　女は６人ぞな。
Ｆ（３８）　嘘つきの人数は６人ではないぞな。
Ｇ（３８）　Ｈと９歳離れた者がおるぞな。
Ｈ（３８）　２２歳の者も３０歳の者もおらんぞな。
Ｉ（４０）　３９歳の者はおるぞな。
Ｊ（４０）　Ｂ、Ｃ、Ｄの３人は同い年ぞな。
Ｋ（４０）　Ｊは正直者ぞな。
Ｌ（４０）　自称４０歳の者の中には３０歳以下の者がおるぞな。</tt>

（）内は自称の年齢です。もちろん嘘つきは本当の年齢を言っていません。
嘘つきの年齢も整数値です。女、男以外の性別はありません。
博士が村についての情報を得てから彼らの話を聞くまでの間に、
誰かが年をとったというような条件の変化はありません。

彼ら全員の年齢、性別、属性（嘘つきか正直者か）をつきとめて下さい。

･･････５分後。
真実「マリーベル博士。分りました！(＞o＜)」
真理「どれどれ。この答えはどうやって導き出したのかね」
真実「こうやって、こうやって、こうなりました！」
真理「なるほど。ほぼ完璧な推論ですね」
真実「えっへん」
真理「しかし、残念ながら不正解です」
真実「えー 　なんでー(;o;)」


おまけ問題

真実「騙されちゃった(＞o＜)　答えはこうね！」
真理「今度は完璧ね。じゃあ続きを話してあげる」
真実「えっ。続きがあるの 」

マリーベル博士が「謎はすべて解けた！」と自己満足に浸っていると、
Ｋが言いました。
「ＥとＨは同い年ではないぞな」

それを聞いた博士は愕然としました。
そんな馬鹿な(・o・‖)　私の推論は完璧だったはず。
まさか条件が変化した？いや、ここに来る直前に確認したばかりだし･･･
はっ！そうか！そういうことね。
全く。私のお願いを無視するとはけしからん奴め
ふむ。ということはこうなるのか。

どうやら博士の導き出した答えは間違っていたようです。
どうして間違ってしまったのでしょうか。
正しい答えをつきとめて下さい。

解説はNo.25以降をご覧下さい。