クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

バラ売りの話 ≫No. 1
?たいふ 2009/09/13 13:56囁き
舞台は惑星梵天王星のとある田舎町…主人公はプリッツ・ポッキー・トッポの三兄弟。
ある日、電柱にアルバイト募集の広告が貼っているのに気が付いた。

急募!! 花を売りませんか?


賃金:売上の50%が貴方の取り分。
条件:3人一組でご応募下さい。
その他詳細は契約後にお伝えします。
                                             フラワーショップ ヤクマルさんの店

    3人は報酬50%に目がくらみ、電話で申し込んだ。面接も何もなく即時採用されたので、よほど人手が足りない
    のだなと思い、早速お店に向かった。店長は3人に契約書にサインさせてから業務内容について説明し始めた。
<tt>ヤク○</tt>「お前らに売ってもらうのは1本の茎に一輪の花を付けている薔薇だ。おい…プリッツ。テメェは50本だ。
     ポッキー…テメェは30本。そんでもって、トッポ…テメェは10本だ。
     今それぞれに渡した本数以外売るんじゃないぞ。余計な加工を施したりせずにしっかり売り切ってこい

<tt>トッポ</tt>「あのぅ…一本いくらで売ればいいのでしょうか?」
<tt>ヤク○</tt>「おう…忘れてたぜ値段は好きに決めな。但し、プリッツが1本売る値段と同じ金額で、ポッキーもトッポも1本を
     売ることだ。互いに薔薇を分けるのも駄目だ。そして、全て売り切った時に3人それぞれの売上金額が同額に
     なった場合に限り、50%をくれてやる。
それ以外の場合の分け前は無しだ。売上だけを操作して同額にしても
     駄目だからな。販売方法もきっちり説明してもらう。

ポッキー「えっ…募集広告と話が違うじゃないですか!!」
<tt>ヤク○</tt>「あぁ〜?何言ってやがる。今、サインした契約書に書いてるだろうが!!」
    びっくりして3人は、契約書に目を通す。確かに書いていた…とても小さな字で…しかも、契約が果たせなかった
    場合には多額の違約金(1人5万ボル/1ボル=100円)の支払いまでさせられることになっていたのだ。
<tt>ヤク○</tt>「さぁ…分かったら、さっさと行ってこい。今日明日中が期限だ

ポッキー「困ったなぁ…このままだと借金生活だ。あの店長なら俺達をバラして中身を売りかねないぞ…薔薇だけにね」
<tt>トッポ</tt>「何、巧いこと言ったみたいな顔してるんだよ…」
プリッツ「腎臓や肺なら2つあるし…片方なら」
<tt>トッポ</tt>「いいわけないだろ。契約通りに薔薇を売ることを考えようよ」

さて、この三兄弟が明日の朝日を拝むためにはどうすればいいのだろうか?

この問題のネタは【任務を果して…果つ…】提供者から貰ったものなので、基本的には有名な問題であろうと思います。
答えを聞いた時に、上手いこと考えたものだなと思ったので出題させて頂きました。既出の場合はご一報下さい。
(私のザルの如き検索では引っ掛かりませんでした)
※灰色文字:2009.9.13 21:25 加筆
※橙文字:2009.9.14 21:27 加筆修正
今後修正を加えることはありませんが、上記の修正によってこの問題の求めるところを察して頂ければ幸いに存じます。
編集