>>29>>36 ヒントがあります。
>>44 大ヒントがあります。こんばんは。
とある、地区センター…
今日は地域のご老人向けの、ボランティア入門講座の申込受け付け日。
もう夕方です。今年は結構応募があったな。これでもう締め切ろうか。
係りの人が片付けを始めたその時。
「ま、待ってください、わたしも、申込したいんです」
駆け込んで来たのは、綺麗な女性と初老のご婦人。
老婦人は少し体が弱そうに見えます。
「あぁ、お申込ですね、まだ大丈夫ですよ。どうぞ、こちらにお名前等を。」
係りの人は申込用紙を差し出しました。
老婦人は安心した様子で、用紙に文字を書き始めました。
手に力が入らないのか、たまに手が震えています。
それを横から、綺麗な女性が心配そうに、見守っています。
「二番目の娘なんです、心配症でどこにでもついてくるの…」
老婦人は苦笑しながら、震える手でゆっくり、懸命に文字を書きます。
書きあがると、老婦人は係りの人に用紙を渡しました。
「ごめんなさい、字が下手くそなので。しかも文も下手くそ。
だいたいの感じが伝われば大丈夫ですよね」
老婦人は尋ねました。
「ええ。大丈夫ですよ」
係りの人が答えると、老婦人と娘さんは笑顔で去っていきました。
係りの人は書かれた用紙を見ました。
(確かに目茶苦茶かもな。でも、一生懸命絞り出したのだろう。)
志望の動機
『のこされた 時かんを ひと助けに つかいたいです。 わたしは いま まいにち
殻にこもって 他にん まかせ、 子ども まかせ。
家は 手がたりない のに ふあんだから と わたしには 火も さわらせて くれない…。
このまま だれの やくにも たたず 死んでいくのには
違わかんが あります。
ひとの やくに たちたいです』
(…そうか、立派な方だな…)
……皆様、この志望動機を読んで、何かしてあげたくなりませんか?
それはどんな行動ですか?
chelsea 2009/08/29 22:01
>>44 大ヒントがあります。
こんばんは。
とある、地区センター…
今日は地域のご老人向けの、ボランティア入門講座の申込受け付け日。
もう夕方です。今年は結構応募があったな。これでもう締め切ろうか。
係りの人が片付けを始めたその時。
「ま、待ってください、わたしも、申込したいんです」
駆け込んで来たのは、綺麗な女性と初老のご婦人。
老婦人は少し体が弱そうに見えます。
「あぁ、お申込ですね、まだ大丈夫ですよ。どうぞ、こちらにお名前等を。」
係りの人は申込用紙を差し出しました。
老婦人は安心した様子で、用紙に文字を書き始めました。
手に力が入らないのか、たまに手が震えています。
それを横から、綺麗な女性が心配そうに、見守っています。
「二番目の娘なんです、心配症でどこにでもついてくるの…」
老婦人は苦笑しながら、震える手でゆっくり、懸命に文字を書きます。
書きあがると、老婦人は係りの人に用紙を渡しました。
「ごめんなさい、字が下手くそなので。しかも文も下手くそ。
だいたいの感じが伝われば大丈夫ですよね」
老婦人は尋ねました。
「ええ。大丈夫ですよ」
係りの人が答えると、老婦人と娘さんは笑顔で去っていきました。
係りの人は書かれた用紙を見ました。
(確かに目茶苦茶かもな。でも、一生懸命絞り出したのだろう。)
志望の動機
『のこされた 時かんを ひと助けに つかいたいです。 わたしは いま まいにち
殻にこもって 他にん まかせ、 子ども まかせ。
家は 手がたりない のに ふあんだから と わたしには 火も さわらせて くれない…。
このまま だれの やくにも たたず 死んでいくのには
違わかんが あります。
ひとの やくに たちたいです』
(…そうか、立派な方だな…)
……皆様、この志望動機を読んで、何かしてあげたくなりませんか?
それはどんな行動ですか?