No. 49≫ No.50 ≫No. 51
ひぐれ
2009/09/22 19:20
(女の子)
「刑事さん、あの男の人がいつのまにかいなくなってて、
あと、メールすみませんでしたっ!」
私は謝りながら、一応もう一度状況を伝えた。
「メール?」
先生が不思議そうな顔をしている。
そういえば、先生は知らないんだった。
「えっと、先生に送ろうとしたメールを間違えて
刑事さんに送ってしまったんです。」
とりあえず説明をしてみた。
メール・・・携帯、そういえば!
「あの、刑事さん。
実は男の人を見つけたとき、
ダメもとで写真を撮ってみたんですけど・・・。」
とても怖かったが、勇気を振り絞ってとった努力の一枚だ。
まだ自分でも見てはいないが。
「私、怖くて、まだ見られなくて、ちゃんと撮れてるかわからないんです。
刑事さん、見てもらえませんか?」
ひゅー
声が震えたのは木枯らしのせいだと思いたかった。
「刑事さん、あの男の人がいつのまにかいなくなってて、
あと、メールすみませんでしたっ!」
私は謝りながら、一応もう一度状況を伝えた。
「メール?」
先生が不思議そうな顔をしている。
そういえば、先生は知らないんだった。
「えっと、先生に送ろうとしたメールを間違えて
刑事さんに送ってしまったんです。」
とりあえず説明をしてみた。
メール・・・携帯、そういえば!
「あの、刑事さん。
実は男の人を見つけたとき、
ダメもとで写真を撮ってみたんですけど・・・。」
とても怖かったが、勇気を振り絞ってとった努力の一枚だ。
まだ自分でも見てはいないが。
「私、怖くて、まだ見られなくて、ちゃんと撮れてるかわからないんです。
刑事さん、見てもらえませんか?」
ひゅー
声が震えたのは木枯らしのせいだと思いたかった。