10ページの推理 ≫No. 1
chelsea
2009/07/25 00:16
こんばんは。
しつこくて恐縮ですが、ここは、鬱蒼とした森。
ある日、森にある湖のほとりに旅人がやってきました。
その時です。湖から誰かが現れました。
「あなたが落としたのは、金の斧ですか。銀の斧ですか。
授業の単位ですか。肩書ですか?」
「……何も落としていません。」
「嘘は結構!!わたしは知っていますよ。あなたが落としたのはこの、推理小説です!」
「違います……」
「おだまり。」
「…………」
そう言って湖から推理小説を手に現れたのは、美しい女神様。
「わたしは、無茶振りの女神。今から出す無茶振りがクリアできたら、
あなたの願いを何でも、叶えてさしあげます。」
女神様は言います。
「この推理小説。新品ですよ。さっき発売されたばかりです。
わたしは並んで買いました。ちゃんと店員さんにカバーもつけてもらいました。
手垢のついていない新品。勿論森の誰もまだ犯人を知りません。
あなたには今から、この小説を10ページ読んで、その時点で犯人を当てていただきます。
勿論、ページはちゃんと、一枚一枚めくるのです。」
「10ページで犯人を?これ、400ページ以上ありますよ。
そんな、真犯人どころかまだ刑事さんも出なさそうじゃないか…。」
旅人はうろたえましたが、挑戦してみました。
しかし、あえなく外れ。湖に引きずりこまれてしまいました。
…数時間後…
ちぇるしーがやってきました。
女神様が話しかけます。「ちぇるしーはできますか?」
ちぇるしーは、10ページ読んでから、言いました。
「犯人は、山田です!」
「…正解!あなたの望みは?」
「夕御飯です」
………失礼しました。
あなたなら、どうやって犯人を当てますか?お教えください。
しつこくて恐縮ですが、ここは、鬱蒼とした森。
ある日、森にある湖のほとりに旅人がやってきました。
その時です。湖から誰かが現れました。
「あなたが落としたのは、金の斧ですか。銀の斧ですか。
授業の単位ですか。肩書ですか?」
「……何も落としていません。」
「嘘は結構!!わたしは知っていますよ。あなたが落としたのはこの、推理小説です!」
「違います……」
「おだまり。」
「…………」
そう言って湖から推理小説を手に現れたのは、美しい女神様。
「わたしは、無茶振りの女神。今から出す無茶振りがクリアできたら、
あなたの願いを何でも、叶えてさしあげます。」
女神様は言います。
「この推理小説。新品ですよ。さっき発売されたばかりです。
わたしは並んで買いました。ちゃんと店員さんにカバーもつけてもらいました。
手垢のついていない新品。勿論森の誰もまだ犯人を知りません。
あなたには今から、この小説を10ページ読んで、その時点で犯人を当てていただきます。
勿論、ページはちゃんと、一枚一枚めくるのです。」
「10ページで犯人を?これ、400ページ以上ありますよ。
そんな、真犯人どころかまだ刑事さんも出なさそうじゃないか…。」
旅人はうろたえましたが、挑戦してみました。
しかし、あえなく外れ。湖に引きずりこまれてしまいました。
…数時間後…
ちぇるしーがやってきました。
女神様が話しかけます。「ちぇるしーはできますか?」
ちぇるしーは、10ページ読んでから、言いました。
「犯人は、山田です!」
「…正解!あなたの望みは?」
「夕御飯です」
………失礼しました。
あなたなら、どうやって犯人を当てますか?お教えください。