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たいふ
2009/07/20 16:23
続き
太 傅「次は動物ですね。簡単に言ってしまうと、【頭(とう)】を使って数えることになっています…
学問上はですが。これだと些か不親切な説明かも知れませんのでもう少し詳しくしましょう。
犬の数え方は難しいですよ。大型犬は一頭、二頭と【頭】を使いますし、子犬の場合は
一匹(いっぴき)二匹(にひき)と【匹】を使います。では、柴犬や秋田犬は?と問われた
時に窮しますよね。また、《一匹狼》という言葉もあります。今でこそ狼を【頭】で数えて
いますが、昔は【匹】を使って数えていたという名残ではないでしょうか?
チョウの数え方は【頭】…これは、海外の文献で[HEAD]を使っていたのをそのまま【頭】
訳してしまったからという説をはじめ、諸説あります。但し、【匹】や【羽】を使っても間違い
ではありません。私の知り合いの教師は、この辺りに妙な拘りをもっているようですが…
小学生相手に何を考えているのでしょうね?
カエル、ネズミ、ミミズは一匹(いっぴき)二匹(にひき)と【匹】を用います。
ミミズは細長いので一本(いっぽん)と【本】を使いたいかも知れませんが、【匹】です。
余談ですが、細魚や白魚は一条と【条】、鰻は【本】を用います。
クジラや象といった大型の動物は【頭】を用いるのが通例でしょう。
スズメは鳥類なので【羽】でしょうか。同じ鳥類でもダチョウは【頭】を使うのが一般的です。
ウサギは《鵜と鷺》で鳥の仲間だというようなものから諸説あり、【羽】で数えるのが一般的
ではありますが、【匹】を使っても誤りではありません。
とまぁ…こんな感じで宜しいでしょうか?」
アキラ「うん…それは良いんだけど…どうして、ここまで詳しく教えてくれたのかなぁ〜って…」
太 傅「フフフッ…私こそ知りたいですね。どうして、物の数え方を詳しく教えて欲しいなんて
言い出したのか」
ヒロシ「えっ?だってこの問題は、そういう問題だろ?」
太 傅「さて、そうでしたか?」
アキラ「やっぱり…」
太 傅「次は動物ですね。簡単に言ってしまうと、【頭(とう)】を使って数えることになっています…
学問上はですが。これだと些か不親切な説明かも知れませんのでもう少し詳しくしましょう。
犬の数え方は難しいですよ。大型犬は一頭、二頭と【頭】を使いますし、子犬の場合は
一匹(いっぴき)二匹(にひき)と【匹】を使います。では、柴犬や秋田犬は?と問われた
時に窮しますよね。また、《一匹狼》という言葉もあります。今でこそ狼を【頭】で数えて
いますが、昔は【匹】を使って数えていたという名残ではないでしょうか?
チョウの数え方は【頭】…これは、海外の文献で[HEAD]を使っていたのをそのまま【頭】
訳してしまったからという説をはじめ、諸説あります。但し、【匹】や【羽】を使っても間違い
ではありません。私の知り合いの教師は、この辺りに妙な拘りをもっているようですが…
小学生相手に何を考えているのでしょうね?
カエル、ネズミ、ミミズは一匹(いっぴき)二匹(にひき)と【匹】を用います。
ミミズは細長いので一本(いっぽん)と【本】を使いたいかも知れませんが、【匹】です。
余談ですが、細魚や白魚は一条と【条】、鰻は【本】を用います。
クジラや象といった大型の動物は【頭】を用いるのが通例でしょう。
スズメは鳥類なので【羽】でしょうか。同じ鳥類でもダチョウは【頭】を使うのが一般的です。
ウサギは《鵜と鷺》で鳥の仲間だというようなものから諸説あり、【羽】で数えるのが一般的
ではありますが、【匹】を使っても誤りではありません。
とまぁ…こんな感じで宜しいでしょうか?」
アキラ「うん…それは良いんだけど…どうして、ここまで詳しく教えてくれたのかなぁ〜って…」
太 傅「フフフッ…私こそ知りたいですね。どうして、物の数え方を詳しく教えて欲しいなんて
言い出したのか」
ヒロシ「えっ?だってこの問題は、そういう問題だろ?」
太 傅「さて、そうでしたか?」
アキラ「やっぱり…」