>>20にヒントがあります
>>42にもさらにヒントがあります。
こんにちは。
…ここは電車の中。
ちょうど混み合う時間帯、座席は満員です。
ある駅で、杖をついた老婦人が乗車しました。
座る席はなく、我慢して立っていると…。
「どうぞ、御座り下さい」…席を譲ったのは、ぱっと見初老の紳士。
「まぁ、あなたは良いのですか?」
「わたしなら、お構いなく。若い頃から、趣味の登山で鍛えてましてね。
歳の割に足腰が丈夫なことだけが、自慢なんですよ。
もはや、後期高齢者(75才以上の人のこと)なんて呼ばせません!」
それから二人は、会話を続けました。
「山登りは、いつから始められたんです?」老婦人が尋ねます。
「最初に登ったのが、ちょうど10才の時。父親に連れられてでした。
まぁでも、小さい頃から、周りの野山には行ってましたので、そんなに辛くなかったですね」
「それから、ずっと?」
「ええ、勉強の合間に、暇をみて色々な山に上りました。
15の春、初めて県外へ出て、登山旅行に行きました。
帰りはかなりへとへとになりましたよ。
今は新幹線も通っているし、寝ながら帰れるから、今の方が登山は楽かな……」
「そうなのですか…趣味がおありって、良いわね」
「ところが。独身時代は良いですよ。ずっとそんな感じでしたが、別段怒られませんでしたから。
仕事を持って、結婚したら、やはり家庭も大切ですからね。
妻や子の目を盗んで、何度も山に登りに行ったのですが、
さすがに泣かれてしまいましてね…ほんと、ダメ亭主でしたよ。
結局、24、5くらいまで、山、山、山の生活。
1番楽しい時期だったかな。今だに息子にネタにされるんです。
まぁ、息子の嫁は、わたしの味方ですがねー」
「まぁ…それでそんなに、足腰がしっかりしてらっしゃるのね。御若くも見えますし」
「御若いなんて。今の話で、わたしの歳はお分かりでしょう。わたしはね…」
その時、電車が駅に付きました。どうやら、親切な紳士の目的地だったようです。
「おっと、乗り過ごすとこだった。では。歳は内緒で…。」
紳士は急いでホームを走って行きました。
(走ってるー!元気だ…………)老婦人は思いました。
……さて、この親切な紳士の年齢はどのくらいでしょうか。理由もどうぞ…。
※まず、発言から75は過ぎていますね…?そして…?
スーパーおじいちゃん的伝説には、お野菜を差し上げます。
>>42にもさらにヒントがあります。
こんにちは。
…ここは電車の中。
ちょうど混み合う時間帯、座席は満員です。
ある駅で、杖をついた老婦人が乗車しました。
座る席はなく、我慢して立っていると…。
「どうぞ、御座り下さい」…席を譲ったのは、ぱっと見初老の紳士。
「まぁ、あなたは良いのですか?」
「わたしなら、お構いなく。若い頃から、趣味の登山で鍛えてましてね。
歳の割に足腰が丈夫なことだけが、自慢なんですよ。
もはや、後期高齢者(75才以上の人のこと)なんて呼ばせません!」
それから二人は、会話を続けました。
「山登りは、いつから始められたんです?」老婦人が尋ねます。
「最初に登ったのが、ちょうど10才の時。父親に連れられてでした。
まぁでも、小さい頃から、周りの野山には行ってましたので、そんなに辛くなかったですね」
「それから、ずっと?」
「ええ、勉強の合間に、暇をみて色々な山に上りました。
15の春、初めて県外へ出て、登山旅行に行きました。
帰りはかなりへとへとになりましたよ。
今は新幹線も通っているし、寝ながら帰れるから、今の方が登山は楽かな……」
「そうなのですか…趣味がおありって、良いわね」
「ところが。独身時代は良いですよ。ずっとそんな感じでしたが、別段怒られませんでしたから。
仕事を持って、結婚したら、やはり家庭も大切ですからね。
妻や子の目を盗んで、何度も山に登りに行ったのですが、
さすがに泣かれてしまいましてね…ほんと、ダメ亭主でしたよ。
結局、24、5くらいまで、山、山、山の生活。
1番楽しい時期だったかな。今だに息子にネタにされるんです。
まぁ、息子の嫁は、わたしの味方ですがねー」
「まぁ…それでそんなに、足腰がしっかりしてらっしゃるのね。御若くも見えますし」
「御若いなんて。今の話で、わたしの歳はお分かりでしょう。わたしはね…」
その時、電車が駅に付きました。どうやら、親切な紳士の目的地だったようです。
「おっと、乗り過ごすとこだった。では。歳は内緒で…。」
紳士は急いでホームを走って行きました。
(走ってるー!元気だ…………)老婦人は思いました。
……さて、この親切な紳士の年齢はどのくらいでしょうか。理由もどうぞ…。
※まず、発言から75は過ぎていますね…?そして…?
スーパーおじいちゃん的伝説には、お野菜を差し上げます。