【
>>113の続き】
「ここまでくればもう疑いの余地はないわね。暗号文は松尾芭蕉の『奥の細道』を
指しているんだわ。」
「『奥の細道』といっても、範囲が広すぎるな。」
「もしかしてこれは…。あ、やっぱりそうだわ。」
なにやら検証していた早苗が叫ぶ。
「『雲一つ…』の暗号は奥の細道の序文の冒頭『
月日は百代の過客にしてゆきかふ
人も又旅人なり』のアナグラムだわ。好代さんがヒントとして作った
『紀伊賀いま…』も『ゆきかふ』を現代風に『いきこう』になおして作った
アナグラムね。」
「あ、なるほど。この間習ったばかりだから私も覚えているわ。」と摩耶。
「とすると、宝はどこに…?」
「元々は『雲一つ…』が暗号で、それが奥の細道の序文の一節だと云うことを
わからせるのがこの暗号の狙いなんだから、やはり『奥の細道』それも『序文』に
何か関係があるんじゃないかしら。」
Yossy 2009/08/11 18:17
「ここまでくればもう疑いの余地はないわね。暗号文は松尾芭蕉の『奥の細道』を
指しているんだわ。」
「『奥の細道』といっても、範囲が広すぎるな。」
「もしかしてこれは…。あ、やっぱりそうだわ。」
なにやら検証していた早苗が叫ぶ。
「『雲一つ…』の暗号は奥の細道の序文の冒頭『月日は百代の過客にしてゆきかふ
人も又旅人なり』のアナグラムだわ。好代さんがヒントとして作った
『紀伊賀いま…』も『ゆきかふ』を現代風に『いきこう』になおして作った
アナグラムね。」
「あ、なるほど。この間習ったばかりだから私も覚えているわ。」と摩耶。
「とすると、宝はどこに…?」
「元々は『雲一つ…』が暗号で、それが奥の細道の序文の一節だと云うことを
わからせるのがこの暗号の狙いなんだから、やはり『奥の細道』それも『序文』に
何か関係があるんじゃないかしら。」