「・・ひろちゃん、ここって鬼が現れるって噂の場所だよね・・?」
「なんだよ五郎怖いのか?そんなの迷信に決まってるだろ。
ここには電柱は無いし邪魔な木だってあそこに一本しか立ってない。凧上げに最高の場所じゃんか。」
ひろしは笑いながら凧を五郎に手渡し、慣れた手つきで凧糸をほどいていく。
「よし、五郎!風も出てきたし走るぞ!」
ひろしは五郎に合図して糸をあやつりながら走り出す。
五郎はタイミングを見計らって凧から手を離した。
・・その瞬間!
突風が吹き荒れ、目の前が砂埃で覆われる。
思わず二人とも目をつぶってしまった。
しばらくすると何もなっかたかのように風はおさまり、二人はゆっくり目を開けてみる。
手にしていた凧糸は切れ、凧がどこかに飛ばされていた。
「あ〜あ・・凧、飛ばされちゃったね。」
二人で辺りを探したが見つからなかった。
諦めかけた時、いつの間に現れたのだろう?
雨も降っていないのに雨ガッパを着た少年が立っていた。
小学校の低学年くらいに思われる。
ひろしの学校では見かけない顔だった。
「君たち、凧探してるんでしょ・・・?」
「なんで知ってるんだ?」
ひろしは少年に少し違和感を抱きながら問いただす。
すると少年は無言のまま折りたたんである、一枚の紙を渡してきた。
「・・・なんだこれ?」
ひろしはその紙を開いてみる。
<tt>餓鬼の歌声
ファの二番 ドの二番 ミの二番 ミの二番 ソの一番
ファの二番 レの二番 ミの一番 ソの二番</tt>
なんか、やけに達筆な字だな・・
そう不思議に思った瞬間、また先程と同じような突風が吹き荒れる。
二人が目を開けるといつの間にか少年の姿は消えていた。
「こ、怖いよひろちゃん!凧はもういいから僕もう帰るよ〜!」
「・・・。餓鬼の歌声・・・。」
ひろしは五郎の訴えを無視しながら少年から受け取った紙を眺め続ける。
するとひろしは突然閃いた顔でポケットに入っていたペンでなにかを書き始める。
「なるほどね。あのガキが例の噂の鬼かも知れないな・・・。五郎急ぐぞ!!」
問題
凧はどこに消えたのでしょう?
暗号の答えをそのまま囁いて下さい。理由も含めてお願いいたします。ヒント
>>13 >>19 >>25 >>35 >>43 >>52 >>62 >>68 >>81
「なんだよ五郎怖いのか?そんなの迷信に決まってるだろ。
ここには電柱は無いし邪魔な木だってあそこに一本しか立ってない。凧上げに最高の場所じゃんか。」
ひろしは笑いながら凧を五郎に手渡し、慣れた手つきで凧糸をほどいていく。
「よし、五郎!風も出てきたし走るぞ!」
ひろしは五郎に合図して糸をあやつりながら走り出す。
五郎はタイミングを見計らって凧から手を離した。
・・その瞬間!
突風が吹き荒れ、目の前が砂埃で覆われる。
思わず二人とも目をつぶってしまった。
しばらくすると何もなっかたかのように風はおさまり、二人はゆっくり目を開けてみる。
手にしていた凧糸は切れ、凧がどこかに飛ばされていた。
「あ〜あ・・凧、飛ばされちゃったね。」
二人で辺りを探したが見つからなかった。
諦めかけた時、いつの間に現れたのだろう?
雨も降っていないのに雨ガッパを着た少年が立っていた。
小学校の低学年くらいに思われる。
ひろしの学校では見かけない顔だった。
「君たち、凧探してるんでしょ・・・?」
「なんで知ってるんだ?」
ひろしは少年に少し違和感を抱きながら問いただす。
すると少年は無言のまま折りたたんである、一枚の紙を渡してきた。
「・・・なんだこれ?」
ひろしはその紙を開いてみる。
なんか、やけに達筆な字だな・・
そう不思議に思った瞬間、また先程と同じような突風が吹き荒れる。
二人が目を開けるといつの間にか少年の姿は消えていた。
「こ、怖いよひろちゃん!凧はもういいから僕もう帰るよ〜!」
「・・・。餓鬼の歌声・・・。」
ひろしは五郎の訴えを無視しながら少年から受け取った紙を眺め続ける。
するとひろしは突然閃いた顔でポケットに入っていたペンでなにかを書き始める。
「なるほどね。あのガキが例の噂の鬼かも知れないな・・・。五郎急ぐぞ!!」
問題
凧はどこに消えたのでしょう?
暗号の答えをそのまま囁いて下さい。理由も含めてお願いいたします。
ヒント
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