こんにちは
みなさんいつも楽しい問題をありがとうございます。
出題者さんのお気持ちも知りたくて、不出来ながら問題を作ってみました。
はじめてですので不手際がありましたらご指摘くださいませ。
頃は明治。その昔お江戸と呼ばれた町の片隅で、
男と女がなにやら艶っぽい話をしております。
女「あんた、寄っておいきよ。久方ぶりに二人でしっぽり・・ふふふ」
流し目をくれる女の色っぽさ。
すいと後れ毛をかきあげる所作もまことに粋な佇まい。
男「おう!と、いきてぇところだが今日はあいにく野暮用があってな。」
女「あら、そんなこと言って。かわいい野暮用じゃないだろうねっ!」
男「いててっ!馬鹿だな。そんなんじゃあねえよ。」
じゃれる二人の傍らで猫が一匹、あきれた顔のあくびをひとつ。
女「あ、まさかあんた・・あたしの秘密・・・気づいたんじゃあるまいね。」
男「秘密?秘密っていってぇなんのことだい?」
女「あらなんでもないのさ。聞かなかったことにしておくれな。でも・・・」
どうやら女には男に言えない密か事がある様子。
正体を教えたものかしら・・・。
好いた相手を前にして、迷う女の耳に入る物売りの声。
男「そういや、おめえんとこのあれ、減りが早えようだったが
そろそろ買いどきじゃねえのかい?」
女「ああそうねえ・・・」
やっぱり気づいて?いっそ打ち明けてしまおうか・・・。
いや、その前にかまをかけてみようかしら。
女「そうそう、あたし近頃草紙なんぞ読んでいるのよ。」
男「女も雑誌を出そうかって時代に草紙とはおめえも古いな。で、どんなやつだい?」
女「ほれ、なんとかいう異人さんが書いてるじゃないかえ。」
男「異人?ああ『七色の虹』じゃなくてなんつったっけなぁ。」
女「もうやだね、この人ったらとぼけて。
空にあればなんでも同じってもんでもないだろうに。」
男「おれぁ読み書きは苦手でね。」
女「あんた・・・やっぱりわかってるのね。」
男「おっと、こうしちゃいらんねえ。野暮用野暮用。じゃあな、またくらあ!」
去ってゆく男の後ろ姿を見送る女、白いうなじにちょいと手をやり独り言。
女「いつまでも待ってるわよ、ふふふ。
あらやだ、お天道さまがあんなにかたむいちまった。
これじゃしっぽりじゃなくて日暮里だわいなぁ。」
おあとがよろしいようでm(__)m
さて、問題です。この女の正体とは?本解は一般的な日本語表記かひらがなで、
本解以外のお☆さまはすべて
ひらがな表記で発動します。
※手動判定でもひらがなのみ、対応させていただきます。(7/7追記)☆一覧はこちら
女「おや。あたしゃ、かなづちなのよ〜」 水にすむ女妖怪といえば・・・
女「あはは、ご挨拶だねぇ。あたしゃまだ若いのよ。」 目玉おやじとも仲良しの・・・
女「傍にいたのは仲間のそいつさ。尾っぽでわかったのかい?」 傍にいた動物は・・・
女「それも有名だねえ。でもその男、あたしらのお仲間かい?」 有名な怪談話の・・・
そう!異人さんの名前はそれ。だから・・・ 七でなく+虹でないもの・・・
瞬殺問題ですので、本解以外の楽しい回答もお待ちしております。
よろしくお願いいたします
※文中に本解のヒントとなる部分が3つ。
すべてお答えいただければ感服メダルを進呈です
ヒント
>>64 「あやかし裏長屋」 公開済みのあやかしが集まっております。
本解、☆、おナス狙いのご参考にどうぞ
>>122 お☆様ヒント>>136 本解ヒント>>151 最終ヒント■「あやかし裏長屋」特設ページ(マキチャンさんより頂戴 ありがとうございました!
)
http://www.geocities.jp/makichan147/obakeyasiki.html
かりむ 2009/07/04 15:47
みなさんいつも楽しい問題をありがとうございます。
出題者さんのお気持ちも知りたくて、不出来ながら問題を作ってみました。
はじめてですので不手際がありましたらご指摘くださいませ。
頃は明治。その昔お江戸と呼ばれた町の片隅で、
男と女がなにやら艶っぽい話をしております。
女「あんた、寄っておいきよ。久方ぶりに二人でしっぽり・・ふふふ」
流し目をくれる女の色っぽさ。
すいと後れ毛をかきあげる所作もまことに粋な佇まい。
男「おう!と、いきてぇところだが今日はあいにく野暮用があってな。」
女「あら、そんなこと言って。かわいい野暮用じゃないだろうねっ!」
男「いててっ!馬鹿だな。そんなんじゃあねえよ。」
じゃれる二人の傍らで猫が一匹、あきれた顔のあくびをひとつ。
女「あ、まさかあんた・・あたしの秘密・・・気づいたんじゃあるまいね。」
男「秘密?秘密っていってぇなんのことだい?」
女「あらなんでもないのさ。聞かなかったことにしておくれな。でも・・・」
どうやら女には男に言えない密か事がある様子。
正体を教えたものかしら・・・。
好いた相手を前にして、迷う女の耳に入る物売りの声。
男「そういや、おめえんとこのあれ、減りが早えようだったが
そろそろ買いどきじゃねえのかい?」
女「ああそうねえ・・・」
やっぱり気づいて?いっそ打ち明けてしまおうか・・・。
いや、その前にかまをかけてみようかしら。
女「そうそう、あたし近頃草紙なんぞ読んでいるのよ。」
男「女も雑誌を出そうかって時代に草紙とはおめえも古いな。で、どんなやつだい?」
女「ほれ、なんとかいう異人さんが書いてるじゃないかえ。」
男「異人?ああ『七色の虹』じゃなくてなんつったっけなぁ。」
女「もうやだね、この人ったらとぼけて。
空にあればなんでも同じってもんでもないだろうに。」
男「おれぁ読み書きは苦手でね。」
女「あんた・・・やっぱりわかってるのね。」
男「おっと、こうしちゃいらんねえ。野暮用野暮用。じゃあな、またくらあ!」
去ってゆく男の後ろ姿を見送る女、白いうなじにちょいと手をやり独り言。
女「いつまでも待ってるわよ、ふふふ。
あらやだ、お天道さまがあんなにかたむいちまった。
これじゃしっぽりじゃなくて日暮里だわいなぁ。」
おあとがよろしいようでm(__)m
さて、問題です。この女の正体とは?
本解は一般的な日本語表記かひらがなで、
本解以外のお☆さまはすべてひらがな表記で発動します。
※手動判定でもひらがなのみ、対応させていただきます。(7/7追記)
☆一覧はこちら
女「おや。あたしゃ、かなづちなのよ〜」 水にすむ女妖怪といえば・・・
女「あはは、ご挨拶だねぇ。あたしゃまだ若いのよ。」 目玉おやじとも仲良しの・・・
女「傍にいたのは仲間のそいつさ。尾っぽでわかったのかい?」 傍にいた動物は・・・
女「それも有名だねえ。でもその男、あたしらのお仲間かい?」 有名な怪談話の・・・
そう!異人さんの名前はそれ。だから・・・ 七でなく+虹でないもの・・・
瞬殺問題ですので、本解以外の楽しい回答もお待ちしております。
よろしくお願いいたします
※文中に本解のヒントとなる部分が3つ。
すべてお答えいただければ感服メダルを進呈です
ヒント
>>64 「あやかし裏長屋」 公開済みのあやかしが集まっております。
本解、☆、おナス狙いのご参考にどうぞ
>>122 お☆様ヒント
>>136 本解ヒント
>>151 最終ヒント
■「あやかし裏長屋」特設ページ(マキチャンさんより頂戴 ありがとうございました! )
http://www.geocities.jp/makichan147/obakeyasiki.html