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nn)/
2009/07/06 01:59
お答えをいただけないようなので,欲しいとは言われていませんが,ヒントを出します.
(1) 2つの分数 m/n, m'/n' (m/n < m'/n', m ≧ 0, 他は正) に対し,必ず m/n < (m + m')/(n + n') < m'/n' です.
このことが示せれば,値の大きさ順に並ぶことは明らかです.加比の理を証明する方法をまねると楽です.
(2) 隣り合う2つの分数 m/n, m'/n' (m/n < m'/n') には,常に m'n - mn' = 1 が成り立ちます.
たとえば,3つ並んだ 1/2, 3/5, 2/3 では, 3×2 - 1×5 = 1,2×5 - 3×3 = 1 です.
そして,もともと並んでいた 1/2, 2/3 についても,もちろん 2×2 - 1×3 = 1 と成り立ちます.
この事実を示すとともに,この式が分数の既約性を示していることを言います.
(3) a/b が隣り合う2つの分数 m/n, m'/n' の間の値,つまり m/n < a/b < m'/n' ならば, a+b ≧ m+n+m'+n'
であることを示します.たとえば, 2/3, 3/4 とその間にある 7/10 では, 7+10 = 17 > 2+3+3+4 = 12 です.
そのためには, an - bm > 0 (ということは ≧ 1) および bm' - an' ≧ 1 を使います.
そして, a/b がずっと (m+m')/(n+n') に一致しなかったらどうなるか,言えばいいでしょう.
nn)/ 2009/07/06 01:59
(1) 2つの分数 m/n, m'/n' (m/n < m'/n', m ≧ 0, 他は正) に対し,必ず m/n < (m + m')/(n + n') < m'/n' です.
このことが示せれば,値の大きさ順に並ぶことは明らかです.加比の理を証明する方法をまねると楽です.
(2) 隣り合う2つの分数 m/n, m'/n' (m/n < m'/n') には,常に m'n - mn' = 1 が成り立ちます.
たとえば,3つ並んだ 1/2, 3/5, 2/3 では, 3×2 - 1×5 = 1,2×5 - 3×3 = 1 です.
そして,もともと並んでいた 1/2, 2/3 についても,もちろん 2×2 - 1×3 = 1 と成り立ちます.
この事実を示すとともに,この式が分数の既約性を示していることを言います.
(3) a/b が隣り合う2つの分数 m/n, m'/n' の間の値,つまり m/n < a/b < m'/n' ならば, a+b ≧ m+n+m'+n'
であることを示します.たとえば, 2/3, 3/4 とその間にある 7/10 では, 7+10 = 17 > 2+3+3+4 = 12 です.
そのためには, an - bm > 0 (ということは ≧ 1) および bm' - an' ≧ 1 を使います.
そして, a/b がずっと (m+m')/(n+n') に一致しなかったらどうなるか,言えばいいでしょう.