ある本から出題します.検索した結果,既出ではないと思います.
(ちょっと追記と修正します)0/1 と 1/1 から始め,分母・分子同士を足して,間に新しい分数を作ることを繰り返します.
0/1 1/1
0/1 1/2 1/1
0/1 1/3 1/2 2/3 1/1
0/1 1/4 1/3 2/5 1/2 3/5 2/3 3/4 1/1
………
という具合です.
このとき,
(1) 現れる分数は,全て大きさの順に並んでいることを示してください. (例えば 0/1 < 1/3 < 1/2 < 2/3 < 1/1 です)
(2) 現れる分数は,全て既約 (分母と分子の最大公約数が 1) であることを示してください. (作ったときに約分不要です)
(3) 0 と 1 の間にあるどんな既約分数 a/b もこの方法で作れ,漏れがないことを示してください. (a/b は有限回で作れます)
もちろん,a, b は正の整数です.
ちょっと難しいかも知れませんので, (2), (3) それぞれにヒントを置いておきます.
(1) はいわゆる「加比の理」のひとつです.
nn)/ 2009/07/02 20:33
ちょっと難しいかも知れませんので, (2), (3) それぞれにヒントを置いておきます. (1) はいわゆる「加比の理」のひとつです.