メイドロボの殺意 JMその10 ≫No. 1
永久駆動
2009/06/28 19:28
「今日のメニューもすごいな。」
「子牛肉の煮込みプロバンス風。
手長エビのフリカッセ。
大葉とエリンギのサラダ。
アスパラとかぼちゃの冷たいスープです。
すべてマスターが一度美味しいといわれた
味付けを参考にしています。」
「たしかに美味しいのだが
毎日こんなごちそうは嫌なんだ。」
「理解不能です。栄養もカロリーも
完璧に計算された料理です。」
「うーん・・・そうだ、いい事を考えた。
明日から僕は北海道に出張なんだ。
僕が留守の間かあさんにここに来てもらおう。」
「マスターの母上様ですか。」
「そうだ。そうすれば僕が毎日どんなものを食べたいのか
お前も覚えられるはずだ。」
「被害者は若松寛子。
この部屋の住人若松孝明の母親です。」
「そのメイドロボから証言はとれたか?」
「マスターに必要な事をしたの一点張りです。」
「たしか家事一切をこなす最新型だったな。
1人のマスターに対して強い忠誠心が
プログラムされているタイプだ。」
「自分のご主人様を取られるとでも思ったのでしょうか?
こんな猟奇的な殺し方をするなんて。
手足から骨から内臓からバラバラで、煮たり焼かれたり。」
「うーん。嫉妬?ジェラシー?独占欲???」
メイドロボットの恐るべき犯行
その動機がわかりますか?
永久駆動 2009/06/28 19:28
「子牛肉の煮込みプロバンス風。
手長エビのフリカッセ。
大葉とエリンギのサラダ。
アスパラとかぼちゃの冷たいスープです。
すべてマスターが一度美味しいといわれた
味付けを参考にしています。」
「たしかに美味しいのだが
毎日こんなごちそうは嫌なんだ。」
「理解不能です。栄養もカロリーも
完璧に計算された料理です。」
「うーん・・・そうだ、いい事を考えた。
明日から僕は北海道に出張なんだ。
僕が留守の間かあさんにここに来てもらおう。」
「マスターの母上様ですか。」
「そうだ。そうすれば僕が毎日どんなものを食べたいのか
お前も覚えられるはずだ。」
「被害者は若松寛子。
この部屋の住人若松孝明の母親です。」
「そのメイドロボから証言はとれたか?」
「マスターに必要な事をしたの一点張りです。」
「たしか家事一切をこなす最新型だったな。
1人のマスターに対して強い忠誠心が
プログラムされているタイプだ。」
「自分のご主人様を取られるとでも思ったのでしょうか?
こんな猟奇的な殺し方をするなんて。
手足から骨から内臓からバラバラで、煮たり焼かれたり。」
「うーん。嫉妬?ジェラシー?独占欲???」
メイドロボットの恐るべき犯行
その動機がわかりますか?