ｸｲｽﾞ大陸

答え発表です。
（A国のスパイ）
私はテイスト国にいる。料理人として、スパイとして、何はともあれ一度試食をするためあるレストランに行った。そこの味はもちろん期待を裏切らない味であった。私はまずそこに潜入する（働く）（最初は断られたが、私の料理を食べたとたんすぐに入れてくれた。）ことにし、そこで信頼を得ることに努めた。（その後、城の情報を引き出すためだ）
　それから数週間後、なんとそこのオーナーから「国の真ん中にある城で働かないか」と言われた。なんという幸運。城に入り込む必要もなくなった。私はもちろん怪しまれないよう慎重に受け入れた。
　｛〜城〜｝
「ここが君にから働いてもらう場所だ」
そこは大きな料理場でたくさんの料理人が働いていた。その内の一つ空いている所に入れられた。すると隣の料理人がしゃべりかけてきた。
「おや、新入りか。どこの国だい」
「え。いや、どういうことかよくわからないな」
するともう一人の料理人が
「隠さなくていいんだぜ。ここには各国の料理人スパイが集められているんだ。全く賢い国だぜ」
そうだったのか。この様子だとここから一生出られないようだ。だがそれはそれでいい。私はもともと料理人なのだから。


「ケンスーからの補足」
・全ての食べ物が集められる理由は分かりますよね。城で料理してから各店に運ぶからです。
・（最初は断られたが、私の料理を食べたとたんすぐに入れてくれた。）とありますが、スパイかもしれない料理人を城に紹介すれば恩賞がもらえる、などということをしていたからでしょう。
・「城の料理人が不味い物をわざと作るのでは」というひともいるかもしれませんが、テイスト国はそれを承知のうえでしょう。そのために城に入ってすぐのときはテスト期間のようなものがあり、使える料理人スパイかを調べたりしていたでしょう。