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永久駆動
2009/10/28 03:52
では正解
「彼女が夫の眠る音を毎晩聞いていたのは本当です。
でもそれは“いびき”ではなく“寝言”だった。
彼女は毎晩眠らずに携帯を耳から離さなかった、
そして夫が“寝言”を言うたびに“返事”をしていたのです。」
「俺の婆ちゃんは寝言には絶対に返事しちゃならんと言ってたっす。」
「地域によって『寝言に返事をすると寝てる人は死ぬ』とか
『寝言に返事をされると寿命が縮む』とか言います。
彼女はこれを殺人に利用したのです。
死因がわからなかったのも当然です、
これほど奇抜な殺害方法は初めてでしょう。」
「そうか、俺は彼女が電話で夫に『何を聞かせたか』ばかり考えたっす。
彼女が電話で『聞いていた』寝言こそがカギだったっす。さすが先輩っす。
ひとつわからないっす。この方法で殺せば警察は自然死にしか見えないっす。
わざわざ携帯を使って遠隔殺人にする必要ないっす。」
「夫人は医者でも検死の専門家でもない。
検死で他殺の疑問がでてくる可能性を考えた、それで遠隔殺人を思いついた。」
「そうか夫人は最初に死因が判明したか気にしていたっす。
・・・・・・・・・長い伏線っす。」
「皮肉にも遠隔殺人だったので事件が俺の目にとまる、それが夫人の誤算だった。
夫が隣に寝ている時に殺していれば、真相は誰にも判らなかっただろう。」
「彼女が夫の眠る音を毎晩聞いていたのは本当です。
でもそれは“いびき”ではなく“寝言”だった。
彼女は毎晩眠らずに携帯を耳から離さなかった、
そして夫が“寝言”を言うたびに“返事”をしていたのです。」
「俺の婆ちゃんは寝言には絶対に返事しちゃならんと言ってたっす。」
「地域によって『寝言に返事をすると寝てる人は死ぬ』とか
『寝言に返事をされると寿命が縮む』とか言います。
彼女はこれを殺人に利用したのです。
死因がわからなかったのも当然です、
これほど奇抜な殺害方法は初めてでしょう。」
「そうか、俺は彼女が電話で夫に『何を聞かせたか』ばかり考えたっす。
彼女が電話で『聞いていた』寝言こそがカギだったっす。さすが先輩っす。
ひとつわからないっす。この方法で殺せば警察は自然死にしか見えないっす。
わざわざ携帯を使って遠隔殺人にする必要ないっす。」
「夫人は医者でも検死の専門家でもない。
検死で他殺の疑問がでてくる可能性を考えた、それで遠隔殺人を思いついた。」
「そうか夫人は最初に死因が判明したか気にしていたっす。
・・・・・・・・・長い伏線っす。」
「皮肉にも遠隔殺人だったので事件が俺の目にとまる、それが夫人の誤算だった。
夫が隣に寝ている時に殺していれば、真相は誰にも判らなかっただろう。」