女神の涙 JMその4 ≫No. 1
永久駆動
2009/06/05 19:33
「・・・・・これがアフロディーテの涙。」
涙の形をした青いトルコ石。
さつまいもぐらいの大きさ。
パストーニュ家に代々伝わる家宝で
もちろん世界にこれ1つしかない。
髪飾りになっていて髪に挿すことができる。
ただし高く結い上げた中世の貴婦人のヘアスタイルに合わせているので、
現代の女性が髪に挿すと異様で不気味だろう。
私がアフロディーテの涙を手に取ったまさにその時、
お邸の一階から玄関の開く音。
どひぃぇぇぇ、エレーネだ。
なんで今日に限ってこんなに早く帰ってくるの?
まずいまずいまずいぃぃぃ。
盗むのは次の機会だ。さぁごまかせぇぇー。
アフロディーテの涙をケースに戻し、
エレーネの部屋備え付けの金庫の中に入れる。
ひゃぁぁぁ急げぇぇぇ、金庫の扉を閉めて鍵をかける。
エレーネの部屋から飛び出し合鍵で扉に鍵をかける。
急げぇぇぇ。階段を駆け降り玄関に突進する。
「あらエレーネ。おかえりなさい。」
エレーネが私をじっとにらむ。
落ち着け、落ち着け、怪しまれるな。
大丈夫。大丈夫。絶対ばれるはずがない。
「うれしいわ。こんなに早く戻ってくれて。」
ひきつりながらも必死で笑顔をつくる。
エレーネはしばらく無言で私を見つめてから
「由美子。あなた。アフロディーテの涙をどうするつもりなの?」
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜。
問題 由美子のたくらみはどうしてバレたのでしょう?
涙の形をした青いトルコ石。
さつまいもぐらいの大きさ。
パストーニュ家に代々伝わる家宝で
もちろん世界にこれ1つしかない。
髪飾りになっていて髪に挿すことができる。
ただし高く結い上げた中世の貴婦人のヘアスタイルに合わせているので、
現代の女性が髪に挿すと異様で不気味だろう。
私がアフロディーテの涙を手に取ったまさにその時、
お邸の一階から玄関の開く音。
どひぃぇぇぇ、エレーネだ。
なんで今日に限ってこんなに早く帰ってくるの?
まずいまずいまずいぃぃぃ。
盗むのは次の機会だ。さぁごまかせぇぇー。
アフロディーテの涙をケースに戻し、
エレーネの部屋備え付けの金庫の中に入れる。
ひゃぁぁぁ急げぇぇぇ、金庫の扉を閉めて鍵をかける。
エレーネの部屋から飛び出し合鍵で扉に鍵をかける。
急げぇぇぇ。階段を駆け降り玄関に突進する。
「あらエレーネ。おかえりなさい。」
エレーネが私をじっとにらむ。
落ち着け、落ち着け、怪しまれるな。
大丈夫。大丈夫。絶対ばれるはずがない。
「うれしいわ。こんなに早く戻ってくれて。」
ひきつりながらも必死で笑顔をつくる。
エレーネはしばらく無言で私を見つめてから
「由美子。あなた。アフロディーテの涙をどうするつもりなの?」
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜。
問題 由美子のたくらみはどうしてバレたのでしょう?