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ボムボム
2009/06/29 04:04
>出題の前提が「・・より 強い・・・が 正しい」ですから。
前提は正しいです。それは間違いないです。
ですが、正しいと言っているのは
「何らかの比較基準(これは常に共通なものにする)によってAB、BCの間の比較をし、その結果AがBより強い、BがCより強いとわかった」
ということです。
二項間の比較「BはCより強い」という内容が正しいと前提で書いていても、そこから「Bより強いものはCより強い」というように、他との比較への拡張が正しいと言えるかどうかは、推移律の成立が鍵になるのです。
「A>B」「B>C」
と前提をとるのと
「A>B」「B>C」「>という関係は推移律を満たす」
あるいは
「A>B」「任意のxについてx>Bならばx>Cである」
のように前提をとるのでは違うのです。
今回の問題で「>という関係は推移律を満たす」という前提がない状態でも論証に使えるのは、なんらかの証明によって「常に真」ということが言える場合、あるいは仮定として書かれている場合だけです。
ボムボム 2009/06/29 04:04
前提は正しいです。それは間違いないです。
ですが、正しいと言っているのは
「何らかの比較基準(これは常に共通なものにする)によってAB、BCの間の比較をし、その結果AがBより強い、BがCより強いとわかった」
ということです。
二項間の比較「BはCより強い」という内容が正しいと前提で書いていても、そこから「Bより強いものはCより強い」というように、他との比較への拡張が正しいと言えるかどうかは、推移律の成立が鍵になるのです。
「A>B」「B>C」
と前提をとるのと
「A>B」「B>C」「>という関係は推移律を満たす」
あるいは
「A>B」「任意のxについてx>Bならばx>Cである」
のように前提をとるのでは違うのです。
今回の問題で「>という関係は推移律を満たす」という前提がない状態でも論証に使えるのは、なんらかの証明によって「常に真」ということが言える場合、あるいは仮定として書かれている場合だけです。