クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

No. 128≫ No.129 ≫No. 130
?ボムボム 2009/06/27 02:30
>順番が入れ替わるような「基準」が何なのか?
>ということを考えれば、
> それは「正しくない」ものを「基準」にしてる以外にありえない、ということです。
> 途中で基準が変わったり、あやふやなものだったり、こじ付けだったり。

これらの文章は結局
「"いいかげんでない"基準のつけ方ならば、常に推移律を満たす」(命題A)の対偶を言っているだけです。
(Aの対偶)「推移律を満たさない場合があるような付け方ならば、それは"いいかげんな"基準だけである」
なぜAは正しいのか、という僕の問いにAの対偶を言うのは、その理由を説明することにはなっていないと思います。
対偶が正しいと証明した、というのであれば別ですが…

>推移系でなくても…
1<2、2<3から1<3のように順番が入れ替わらないのであれば、それは推移系です。
「推移系でなくても」という部分と結論が矛盾しています。
モース硬度において、推移律は調べることが可能です。
標準試料等全部調べれば推移律の成立の有無は確認できます。
「比較の基準を決める」→「実際比較して調べてみる」→「推移律が成立しているか?」
という流れです。
比べる前から「推移律は成立している」と言い切ることはできませんが、調べてみた試料内においては成立していた、ということはあるでしょう。

またREEさんへのコメントの部分で
> もし、何らかの基準で「強い」「弱い」が途中で逆転するような例があれば、指摘してください。
> 途中で基準が変わったり、あいまいであったり、こじつけでない「反例」があるなら。

とあり、これが「推移律を常に満たす」ということの根拠だと思います。しかし、

「いいかげんでない」基準をあれこれつけてみると、どうも推移律が成り立っていそうだ。
だからどんな「いいかげんでない」基準でも推移律が成り立つ。

という論証は、上でも書きましたが帰納的推論であって、その帰結は常に真という保証はされません。
反例が挙げられなくても、その命題が正しいとは言い切ってはいけない、ということです。
だからこそ証明が必要なので、それを要求していたつもりです。

-----
「Bradley-Terryモデル」というものを発見しました。
総当たり形式の競技などの結果から「強さ」を推定するためのモデルだそうです。
興味がある方は検索してみてください。
返信 編集
?ITEMAE
>反例が挙げられなくても、その命題が正しいとは言い切ってはいけない

  出題の前提が「・・より 強い・・・が 正しい」ですから。

強度、という言葉自体の否定材料がない以上、「強いものは完全に強い」関係でないと成り立ちません。

(ほんとうに強いのか? という疑問は別として)