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?ボムボム 2009/06/24 22:23
> 「きっちりした基準」で 強い、弱い、が決められるものであれば、
>                 (それを、正しい、と言い切るなら)
> グー >> チョキ >>パー の順は成り立つはずです。

推移律が成り立つなら、その結論も成り立ちます。

>・・・が正しい、 という前提がある以上、
>途中で逆転するようなことはありえない。

どのような関係の付け方でも(いいかげんであろうと、いいかげんでなかろうと)「A>B」「B>C」の前提が逆転することはありえず、正しい前提ですが、「A>C or A<C?」は推移律無しの状態では判定不可能です。
推移律がなりたっておらず、「A>B」「B>C」だけど「A<C」の関係だったとしても、前提が偽になるようなことはありません。
前提を正しいものにするのに推移律は不必要です。

これとは違って
「5は3より大きい」「3より大きいものは0より大きい」
の場合は、後者の前提に推移律のような意味が含まれますので、「5は0より大きい」が推移律の仮定の有無にかかわらず正しくなります。


(大小関係の推移律の証明)
実数や自然数の大小は別の公理から証明可能な定理のようです。集合の包含関係についても別の公理から証明可能なので定理です。(実数:デデキント切断+集合の包含関係?、自然数:ペアノの公理?)
複素数についても大小関係を入れることは可能で、適当な大小関係の付け方によっては、推移律の成立も証明可能でしょう。
しかし複素数において大小関係をつけても、複素数での演算との関係から有用性がないと思われますが…
返信 編集
?ITEMAE
>推移律が成り立つなら、その結論も成り立ちます。

ボムボムさんが例にあげた「硬度」は、
推移系でないけれど、 きっちりした基準で硬度として定められているから、

硬度3の鉱物と、硬度5の鉱物と、硬度9の鉱物で、順番がいれかわったりしない。
 これは、基準として「正しい」ものを用いているからで、

順番が入れ替わるような「基準」が何なのか?
ということを考えれば、
 それは「正しくない」ものを「基準」にしてる以外にありえない、ということです。
 途中で基準が変わったり、あやふやなものだったり、こじ付けだったり。

 何をもって正しい、というかといえば、
正しいの条件をわざわざ入れなければ、理論的に正しい、しかありえん・・。