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ハラワタ
2009/05/31 23:32
解答欄に記入するのが大変なので、ここに書きます。皆さん、ここに書かれておられるようですし。
解答発表!
<tt>g(x)={ex+(−e−x)}p
を考えます。
u=ex+(−e−x)
と置くと、
g(x)=up
dg(x)/dx=dg(x)/du・du/dx
=pup−1(ex+e−x)
=p{ex−e−x)}p−1(ex+e−x)
なので、
p=1の時、g'(x)=ex+e−xとなり、g'(0)=2
p≧2の時、g'(0)=p・2・0p−1=0
以上の事実を(A)とします。
次に、g(x)を二項展開します。
g(x)=Σ[q=0〜p]pCq(ex)p−q(−e−x)k
=Σ[q=0〜p]pCqex(p−q)(−1)q(ex)−q
=Σ[q=0〜p]pCq(−1)qex(p−2q)
xで微分すると、
g'(x)=Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)ex(p−2q)
ゆえに、
g'(0)=Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)
同じg'(0)なので、事実(A)と総合すれば、
Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)の値は、
p=1の時、2
p≧2の時、0
また、Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)はpの関数と見ることが出来るので、
これをf(p)とします。f(1)=2、それ以外では0です。
では与えられた方程式を見ましょう。
Σ[p=1s〜rt]f(p)=Σ[p=r2s〜r2t]f(p)+Σ[p=13s〜13t]f(p)
r≧2、t≠0より、
rt>1
なので左辺は、
f(0)+f(1)+f(2)+…+f(rt)
を表し、その値は
2+0+0+…+0=2
r≧2、s≠0、t≠0、s<tより、
1<r2s<r2t
なので右辺の第1項は、
f(r2s)+…+f(r2t)=0+0+…+0=0
また右辺の第2項はf(1)そのものを表していますから、その値は2です。
つまり、左辺と右辺はあらかじめ定められたs、t、rの条件を満たす限りでは、
必ずその値は2となり、方程式は成り立ちます。
∴解は条件「2以上の自然数r、自然数s、t(s<t)」を満たす全ての(r,s,t)の組
ということになります。</tt>
ハラワタ 2009/05/31 23:32
解答発表!
<tt>g(x)={ex+(−e−x)}p
を考えます。
u=ex+(−e−x)
と置くと、
g(x)=up
dg(x)/dx=dg(x)/du・du/dx
=pup−1(ex+e−x)
=p{ex−e−x)}p−1(ex+e−x)
なので、
p=1の時、g'(x)=ex+e−xとなり、g'(0)=2
p≧2の時、g'(0)=p・2・0p−1=0
以上の事実を(A)とします。
次に、g(x)を二項展開します。
g(x)=Σ[q=0〜p]pCq(ex)p−q(−e−x)k
=Σ[q=0〜p]pCqex(p−q)(−1)q(ex)−q
=Σ[q=0〜p]pCq(−1)qex(p−2q)
xで微分すると、
g'(x)=Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)ex(p−2q)
ゆえに、
g'(0)=Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)
同じg'(0)なので、事実(A)と総合すれば、
Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)の値は、
p=1の時、2
p≧2の時、0
また、Σ[q=0〜p]pCq(−1)q(p−2q)はpの関数と見ることが出来るので、
これをf(p)とします。f(1)=2、それ以外では0です。
では与えられた方程式を見ましょう。
Σ[p=1s〜rt]f(p)=Σ[p=r2s〜r2t]f(p)+Σ[p=13s〜13t]f(p)
r≧2、t≠0より、
rt>1
なので左辺は、
f(0)+f(1)+f(2)+…+f(rt)
を表し、その値は
2+0+0+…+0=2
r≧2、s≠0、t≠0、s<tより、
1<r2s<r2t
なので右辺の第1項は、
f(r2s)+…+f(r2t)=0+0+…+0=0
また右辺の第2項はf(1)そのものを表していますから、その値は2です。
つまり、左辺と右辺はあらかじめ定められたs、t、rの条件を満たす限りでは、
必ずその値は2となり、方程式は成り立ちます。
∴解は条件「2以上の自然数r、自然数s、t(s<t)」を満たす全ての(r,s,t)の組
ということになります。</tt>