解答1(番組で紹介された答え)に関する疑問が、
皆様のおかげで解決いたしました。大収穫です。ありがとうございます。
「A子が走らないことに
客観的かつ合理的な理由があるとすれば それはどのような真相か」
そもそも、この問題は上記のような趣旨であったと考えられます。
これに対する模範解答は、
>>53 lbjさんの回答でしょう。
しかし、少なからぬ方が、私と同様の疑問を持たれました。なぜなら
「献身的な主婦」という感情移入しやすい登場人物の存在が
主観的・情緒的な根拠や 人格的整合性といった要素を 我々に想起させるからです。
話が逸れますが
たいふさんが例示された「ビスケットを割る兄弟」も同様です。
この問題が、番組内でどのように進行されたかは記憶しておりませんが
「このように争う二者に対し、
客観的かつ合理的な解決策を提示せよ」
というのが この問題の本来の趣旨であったと思われます。
しかし「喧嘩する兄弟」という身近なモチーフから我々が連想するのは
「こんな子供が 大人の提案を素直に聞き入れるとは思えない」
「そもそも 平等に分けづらいような菓子を与えた大人が悪い」といった
本来の趣旨とは かけ離れた事柄でしょう。
おそらくこの問題(クイズ)の根底には、
兄弟が多いことが当たり前だった時代の生活の知恵 が存在すると思われます。
スイカのような果物や、羊羹やカステラを多人数で分ける場合、
親は忙しいので 多くの子供等に目を配っては いられません、
そこで 最年長の子供に指令が出されるわけです。
「おやつを平等に分配せよ」と。
切り分けた菓子を選び取る権利は、幼いものから順に与えられます。
このルールに反論する権利は 子供たちにはありません。
そうなると 年長の子がとるべき最善の策は
「自分が不利にならない為に、なるべく均等に切り分けるよう努力すること」
それだけなのです。
こういった先人の知恵を クイズ仕立てにしたものが
「ビスケットの問題」です。ですから、
誰が割る役になるかで揉める可能性は 出題者にとっては想定外なのです。
# 追記 こんなの発見。
http://quiz-tairiku.com/quiz/q45.html#Q224# さらに
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=1575
皆様のおかげで解決いたしました。大収穫です。ありがとうございます。
「A子が走らないことに 客観的かつ合理的な理由があるとすれば
それはどのような真相か」
そもそも、この問題は上記のような趣旨であったと考えられます。
これに対する模範解答は、>>53 lbjさんの回答でしょう。
しかし、少なからぬ方が、私と同様の疑問を持たれました。なぜなら
「献身的な主婦」という感情移入しやすい登場人物の存在が
主観的・情緒的な根拠や 人格的整合性
といった要素を 我々に想起させるからです。
話が逸れますが
たいふさんが例示された「ビスケットを割る兄弟」も同様です。
この問題が、番組内でどのように進行されたかは記憶しておりませんが
「このように争う二者に対し、客観的かつ合理的な解決策を提示せよ」
というのが この問題の本来の趣旨であったと思われます。
しかし「喧嘩する兄弟」という身近なモチーフから我々が連想するのは
「こんな子供が 大人の提案を素直に聞き入れるとは思えない」
「そもそも 平等に分けづらいような菓子を与えた大人が悪い」といった
本来の趣旨とは かけ離れた事柄でしょう。
おそらくこの問題(クイズ)の根底には、
兄弟が多いことが当たり前だった時代の生活の知恵 が存在すると思われます。
スイカのような果物や、羊羹やカステラを多人数で分ける場合、
親は忙しいので 多くの子供等に目を配っては いられません、
そこで 最年長の子供に指令が出されるわけです。
「おやつを平等に分配せよ」と。
切り分けた菓子を選び取る権利は、幼いものから順に与えられます。
このルールに反論する権利は 子供たちにはありません。
そうなると 年長の子がとるべき最善の策は
「自分が不利にならない為に、なるべく均等に切り分けるよう努力すること」
それだけなのです。
こういった先人の知恵を クイズ仕立てにしたものが
「ビスケットの問題」です。ですから、
誰が割る役になるかで揉める可能性は 出題者にとっては想定外なのです。
# 追記 こんなの発見。http://quiz-tairiku.com/quiz/q45.html#Q224
# さらに http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=1575