パート2とどちらに書こうか迷いましたが、こっちにします。またまた長文ですがご容赦くださいm(_ _)m
『抜き打ちテストのパラドックス』、私もネットでいろいろ調べました。
それでも、永久駆動さんの意見とは違い、ある期間を設けた場合と、
ある時点に限った場合では別物であるという感じがするのですけど・・・。
抜き打ちテスト2では、
A「来週の20日金曜日、午後から数学のテストをします」
B「そのテストは抜き打ちテストです(いつやるか分かりません)」
という2つの「相反する」事象に分けることができると思います。
本当は2つとも正しくないといけないのですが論理的にありえません。
@もしAが正しいとするとBは正しくない。
よってAは正しくない(抜き打ちテストを20日金曜日午後にしない)
という前提でテスト当日を迎え、しないと思っているテストだから
抜き打ちテストということになり結果的に2つの事象が正しくなるという
パラドックスだと思いますが、
AもしBが正しいとするとAは正しくない。
よってBは正しくない(抜き打ちじゃないテストを20日金曜日午後にやる)
ということも考えられると思います。
実際そのとおりテストを行うので
Bは正しくないままでパラドックスになっていませんよね?
これはAを考えないという前提で成り立つパラドックスだと思います。
一方抜き打ちテスト1は、
A「来週のいつかにテストをします」
B「来週のいつテストをするかは事前に分かりません」
という2つの事象に分けることができると思います。
これらはテストがないまま木曜日の学校が終わった時点で
相反する事象となるわけですが、それによってその時点より
前においても連鎖してすべてが相反することになる、
・・・と思わせる事象です。
ただし、金曜日にテストを行うと木曜日に分かるためには
生徒はテストが木曜日までないと予想できなければ
いけないのでそこに論理の破綻があるのではないでしょうか?(自信ないです
)
こう置き換えると分かりやすいかもしれません。
――――――――――――――――――――――――――――
コップ5杯に麦茶が入っています。
ただしそのうち1杯はめんつゆです。
あなたに順番に飲ませます。
めんつゆを飲む直前に当てることができますか?
回答は1回だけです。
当てたら飲まなくていいですが、私は必ず飲ませますよ。
――――――――――――――――――――――――――――
「私」が5杯目にめんつゆを持ってきたとしても、
1〜4杯目まで麦茶だと予想して当たらなければめんつゆを
飲む羽目になるわけです。
生徒の論理は金曜日にテストできないということを
前提条件として時間を遡ってしまったのが間違いだと思います。
そうではなくて、月曜から木曜までテストがないと予想できて
はじめて金曜日にはテストできないと予想できるのに。
以上のように抜き打ちテスト1と2は、生徒の論理も
結果導き出されるパラドックスも別のように感じるのですが・・・。
両者のパラドックスを同じ内容だと書いてあるサイトも見かけましたが、
なぜ同じなのか、この疑問を解説していただけませんか?
yassu 2006/03/16 03:22
『抜き打ちテストのパラドックス』、私もネットでいろいろ調べました。
それでも、永久駆動さんの意見とは違い、ある期間を設けた場合と、
ある時点に限った場合では別物であるという感じがするのですけど・・・。
抜き打ちテスト2では、
A「来週の20日金曜日、午後から数学のテストをします」
B「そのテストは抜き打ちテストです(いつやるか分かりません)」
という2つの「相反する」事象に分けることができると思います。
本当は2つとも正しくないといけないのですが論理的にありえません。
@もしAが正しいとするとBは正しくない。
よってAは正しくない(抜き打ちテストを20日金曜日午後にしない)
という前提でテスト当日を迎え、しないと思っているテストだから
抜き打ちテストということになり結果的に2つの事象が正しくなるという
パラドックスだと思いますが、
AもしBが正しいとするとAは正しくない。
よってBは正しくない(抜き打ちじゃないテストを20日金曜日午後にやる)
ということも考えられると思います。
実際そのとおりテストを行うので
Bは正しくないままでパラドックスになっていませんよね?
これはAを考えないという前提で成り立つパラドックスだと思います。
一方抜き打ちテスト1は、
A「来週のいつかにテストをします」
B「来週のいつテストをするかは事前に分かりません」
という2つの事象に分けることができると思います。
これらはテストがないまま木曜日の学校が終わった時点で
相反する事象となるわけですが、それによってその時点より
前においても連鎖してすべてが相反することになる、
・・・と思わせる事象です。
ただし、金曜日にテストを行うと木曜日に分かるためには
生徒はテストが木曜日までないと予想できなければ
いけないのでそこに論理の破綻があるのではないでしょうか?(自信ないです )
こう置き換えると分かりやすいかもしれません。
――――――――――――――――――――――――――――
コップ5杯に麦茶が入っています。
ただしそのうち1杯はめんつゆです。
あなたに順番に飲ませます。
めんつゆを飲む直前に当てることができますか?
回答は1回だけです。
当てたら飲まなくていいですが、私は必ず飲ませますよ。
――――――――――――――――――――――――――――
「私」が5杯目にめんつゆを持ってきたとしても、
1〜4杯目まで麦茶だと予想して当たらなければめんつゆを
飲む羽目になるわけです。
生徒の論理は金曜日にテストできないということを
前提条件として時間を遡ってしまったのが間違いだと思います。
そうではなくて、月曜から木曜までテストがないと予想できて
はじめて金曜日にはテストできないと予想できるのに。
以上のように抜き打ちテスト1と2は、生徒の論理も
結果導き出されるパラドックスも別のように感じるのですが・・・。
両者のパラドックスを同じ内容だと書いてあるサイトも見かけましたが、
なぜ同じなのか、この疑問を解説していただけませんか?