クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

No. 54≫ No.55 ≫No. 56
?風花 2006/03/15 12:47
「抜き打ちテストとは何か」を考えてみました。
----
>生徒「先生、抜き打ちテストってなんですか?」
>先生「何時やるかわからないテストのことだよ」

問題文ではこのように書かれています。
この「いつやるかわからない」という記述の曖昧さによってこの問題は紛糾していると思います。

定期テストのように「○月○日○時から○時まで」と時間割のようにテスト時間が決まっている場合を除けば,いくら「来週の水曜にテストします」などと言っても,水曜の「何時」かわからないので「いつやるかわからない」と受け取れます。
また,逆の方向で曲解するなら,どんなに頑張っても「今からテストをします」という宣言と「実際のテスト開始」の間には僅かなタイムラグがあります。
よって厳密な意味において「(テスト開始の瞬間まで)いつやるかわからない」ということはありえない。

「抜き打ちテストとは,いつやるか分からないテストのことである」という記述に対し,前者のアプローチをするなら,日常的に行われるようなテストの予告は,いくらやってもそのテストは抜き打ちテストと呼ばれるでしょう。
逆に,後者のアプローチであれば,どんなに意表をつこうとしても「抜き打ちテスト」にはなりません。

先生側の立場としては,前者に近いアプローチからの説明をすれば「抜き打ちテストである」と言えるのではないかなあ。
定義が「いつやるかわからない」としか書かれていないので。
----
常識的なイメージで,もっとつっこんだ「抜き打ちテスト」を定義しようとするなら。
「予告(テストを行う旨の宣言)」から「テスト実施」までの間に「テスト勉強」を行うだけの時間の余裕を持たせないテスト,という感じになるんでしょうかねえ・・・?
返信 編集