マジスカポリスの事件簿A ≫No. 1
マジスカーレット
2009/05/14 23:03
毎度のお仕事、駐禁取締中の私のミニパトに緊急指令が!…また、ビル荒らしかなんかでしょと聞き流してたんですけど…
「ちょっとマユミー!マジヤバイって!これ聞いてよー!」
(おいおいアサミよ、マジヤバイのはあんただって!一般庶民の皆様を目の前にして、元ヤンキー丸出しだっつーの!!)
ところが無線を聞いてマジビックリ!
『ガガ……なお…被害者は人気タレントKの模様…』
「ぎゃー!急げ〜っ」というわけで。(駐禁のおにいさん無罪放免だし)
大急ぎで現場に到着すると、Kは既に救急搬送されたあとでガッカリ。
(ここからが事件です)
事件が起きたのは車がやっとすれ違えるほどの狭い路地で、Kが、自分の自動車のエンジン故障を診ている隙に、何者かに背後から後頭部を殴打され、意識不明となったのです。
Kと一緒にいた彼の奥さんA子さんの話。
奥さん
「久しぶりに2人で買い物に行こうということになったので、主人のくるま愛車で出掛けて来たんですけど…この路地まで来たところで、エンジンの調子が悪くなっちゃって、彼が車を降りてエンジンを診てたんです…。」
Kの車は真っ赤なGT-R(本当はフェラーリが好きだよね(^з^)-☆)。私の元彼も大好きでマイッタヨ…
シートは座るっていうより仰向けに寝るに近いって感じで乗るのも大変そう…でも、私もKの運転するフェラーリに乗りたーい!…Kはアイドルからレースドライバーまでやっていて凄くカッコイイし…誘われたらぜーったいに乗っちゃうなあ
奥さん
「私、眠くなっちゃって、うつらうつらしてたんですけど…何気なく目が覚めて前を見たら!怪しい男がエンジンを覗き込んでいる主人の後ろから、そーっと近づいてきて、鉄工具みたいな物で殴りかかろうとしてるじゃありませんか!夢か現実か訳も判らず、叫ぼうにもエンジンの音がうるさくて、それでも車を降りて知らせようとしたんですけど、助手席側と路地の壁がギリギリで降りられなくて…運転席側からなんとか這い出して…
でも…主人はもう頭から血を流して倒れていて…犯人はというと…遥か向こうの路地出口を曲がって逃げるところだったんです…ああ!なんて酷いこと!! 刑事さん!早く犯人を追ってください!! 犯人の身なりは…」と、泣き崩れ落ちる彼女。
…ところが、冷やかな目でその一部始終を見ていたアサミが警部にあることを囁いたんです。
すると警部の顔がみるみるうちに赤くなったと思ったら、奥さんにこう言ったんです。
鶴瓶警部
「奥さん、本当に素晴らしいお芝居でした!でも、もうお終いです。続きは署でお聞きします」
さすがは元ヤンキーのアサミが見破った奥さんの嘘、皆さんも私にそーっと囁いてくださいネ。
動機はKの浮気でした。でもKの怪我は大したことなくて事件は穏便に済まされたのでした…
だけどKは元恋人のアイドルにも自殺騒ぎを起こされてるし、奥さんも山の手の令嬢なんていって実は元はイケイケの親衛隊長だったりして…うーんイケメン男には棘がある…?
※アサミは私の相棒で〜す
※完全なフィクションで〜す
マジスカーレット 2009/05/14 23:03
「ちょっとマユミー!マジヤバイって!これ聞いてよー!」
(おいおいアサミよ、マジヤバイのはあんただって!一般庶民の皆様を目の前にして、元ヤンキー丸出しだっつーの!!)
ところが無線を聞いてマジビックリ!
『ガガ……なお…被害者は人気タレントKの模様…』
「ぎゃー!急げ〜っ」というわけで。(駐禁のおにいさん無罪放免だし)
大急ぎで現場に到着すると、Kは既に救急搬送されたあとでガッカリ。
(ここからが事件です)
事件が起きたのは車がやっとすれ違えるほどの狭い路地で、Kが、自分の自動車のエンジン故障を診ている隙に、何者かに背後から後頭部を殴打され、意識不明となったのです。
Kと一緒にいた彼の奥さんA子さんの話。
奥さん
「久しぶりに2人で買い物に行こうということになったので、主人のくるま愛車で出掛けて来たんですけど…この路地まで来たところで、エンジンの調子が悪くなっちゃって、彼が車を降りてエンジンを診てたんです…。」
Kの車は真っ赤なGT-R(本当はフェラーリが好きだよね(^з^)-☆)。私の元彼も大好きでマイッタヨ…
シートは座るっていうより仰向けに寝るに近いって感じで乗るのも大変そう…でも、私もKの運転するフェラーリに乗りたーい!…Kはアイドルからレースドライバーまでやっていて凄くカッコイイし…誘われたらぜーったいに乗っちゃうなあ
奥さん
「私、眠くなっちゃって、うつらうつらしてたんですけど…何気なく目が覚めて前を見たら!怪しい男がエンジンを覗き込んでいる主人の後ろから、そーっと近づいてきて、鉄工具みたいな物で殴りかかろうとしてるじゃありませんか!夢か現実か訳も判らず、叫ぼうにもエンジンの音がうるさくて、それでも車を降りて知らせようとしたんですけど、助手席側と路地の壁がギリギリで降りられなくて…運転席側からなんとか這い出して…
でも…主人はもう頭から血を流して倒れていて…犯人はというと…遥か向こうの路地出口を曲がって逃げるところだったんです…ああ!なんて酷いこと!! 刑事さん!早く犯人を追ってください!! 犯人の身なりは…」と、泣き崩れ落ちる彼女。
…ところが、冷やかな目でその一部始終を見ていたアサミが警部にあることを囁いたんです。
すると警部の顔がみるみるうちに赤くなったと思ったら、奥さんにこう言ったんです。
鶴瓶警部
「奥さん、本当に素晴らしいお芝居でした!でも、もうお終いです。続きは署でお聞きします」
さすがは元ヤンキーのアサミが見破った奥さんの嘘、皆さんも私にそーっと囁いてくださいネ。
動機はKの浮気でした。でもKの怪我は大したことなくて事件は穏便に済まされたのでした…
だけどKは元恋人のアイドルにも自殺騒ぎを起こされてるし、奥さんも山の手の令嬢なんていって実は元はイケイケの親衛隊長だったりして…うーんイケメン男には棘がある…?
※アサミは私の相棒で〜す
※完全なフィクションで〜す