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ボムボム
2009/05/26 18:05
メガネ好きさんから質問がありましたので、模範解答にしようと思っている考え方を書きます。
トランプを山にして置いていますが、
a1,b1
a2,b2
a3,b3
・
・
・
a27,b27
のようにカードを ランダムに それぞれにカードを分配し、数字が小さい方からめくっていくのと変わりはありません。
Aが先攻、Bが後攻とします。
このときジョーカー二枚の配置が問題になるのですが、
例えばa2とb3がジョーカーのとき、a2の方がジョーカーが先に登場しますので、先攻の負け、となります。
ジョーカーの配置として下の五パターン考えられます。
(その1)a2とa4のようにどちらとも先攻側に分配されていたとき。
(その2)その1の逆で (b3,b5) のように後攻側に二枚とも分配されていたとき。
(その3)例で挙げたように (a2,b3) のように先に先攻側がジョーカーを引くようになっていた場合。
ただし (a2,b2) のように同じターンではありません。
(その4)その3の逆で (a3,b2) のように先に後攻側がジョーカーを引くようになっていた場合。
(その5)その3で省いたパターンで、(a3,b3)のように同じターンにジョーカーが配分されていた場合。
(その1)と(その2)、(その3)と(その4)に関しては、ちょうど逆になっていてそれぞれが同じ確率で起こりえます。
ところが(その5)に関してだけ、先攻の方がジョーカーを引いた時点でゲームが終わってしまいます。
先攻不利になる要因がここにあるのです。
(その5)は (a1,b1) から (a27,b27) まで27通りあります。
この確率は54枚のうち2枚を選んでジョーカーにする、という中の27通りなので、
27/(54C2)=27/(54*53/2)=1/53
となります(Cはコンビネーション)。
ですので、先攻が1/53だけ不利になって、(その1)と(その3)、あるいは(その2)と(その4)が起こる確率はそれぞれ
(1-1/53)/2=(52/53)/2=26/53
となります。
したがって先攻は 1/53+26/53=27/53 の確率でジョーカーを引き、
後攻は 26/53 の確率でジョーカーを引く、という結果になります。
ボムボム 2009/05/26 18:05
トランプを山にして置いていますが、
a1,b1
a2,b2
a3,b3
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a27,b27
のようにカードを ランダムに それぞれにカードを分配し、数字が小さい方からめくっていくのと変わりはありません。
Aが先攻、Bが後攻とします。
このときジョーカー二枚の配置が問題になるのですが、
例えばa2とb3がジョーカーのとき、a2の方がジョーカーが先に登場しますので、先攻の負け、となります。
ジョーカーの配置として下の五パターン考えられます。
(その1)a2とa4のようにどちらとも先攻側に分配されていたとき。
(その2)その1の逆で (b3,b5) のように後攻側に二枚とも分配されていたとき。
(その3)例で挙げたように (a2,b3) のように先に先攻側がジョーカーを引くようになっていた場合。
ただし (a2,b2) のように同じターンではありません。
(その4)その3の逆で (a3,b2) のように先に後攻側がジョーカーを引くようになっていた場合。
(その5)その3で省いたパターンで、(a3,b3)のように同じターンにジョーカーが配分されていた場合。
(その1)と(その2)、(その3)と(その4)に関しては、ちょうど逆になっていてそれぞれが同じ確率で起こりえます。
ところが(その5)に関してだけ、先攻の方がジョーカーを引いた時点でゲームが終わってしまいます。
先攻不利になる要因がここにあるのです。
(その5)は (a1,b1) から (a27,b27) まで27通りあります。
この確率は54枚のうち2枚を選んでジョーカーにする、という中の27通りなので、
27/(54C2)=27/(54*53/2)=1/53
となります(Cはコンビネーション)。
ですので、先攻が1/53だけ不利になって、(その1)と(その3)、あるいは(その2)と(その4)が起こる確率はそれぞれ
(1-1/53)/2=(52/53)/2=26/53
となります。
したがって先攻は 1/53+26/53=27/53 の確率でジョーカーを引き、
後攻は 26/53 の確率でジョーカーを引く、という結果になります。