あるあるドラマなぞなぞ ≫No. 1
PikoPiko
2009/05/01 21:53
昔の?トレンディドラマにありがちなアラサーOLの遅刻シーン♪
下記の物語のなかで「理屈に合わない」部分はどこでしょう?
***ハジマリ***
それはいつもと変わらない静かな朝だった。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
窓の外からはスズメの声がちらりほらりと。
カチリと音を立てて時計の時針とアラーム針が重なる。
静寂を破って鳴りだす目覚ましのアラーム!
むにゃむにゃと寝言を言いながら目を覚ます花子。
アラームを止めた花子は時計を見て顔を青くする。
「ヤダ! もうこんな時間! 遅刻しちゃう!」
急いで飛び起きてトースターにパンを入れる。
顔を洗って化粧してスーツに着替えてパンをほおばる。
――その間わずか3分という早業である。
口の中のパンを牛乳で流し込みながらヒールを履き、
住み慣れたマンションの一室から飛び出していく。
「エレベーター来るの遅すぎ!」
一目散に階段を駆け下りながら今日の予定を思い出す。
「10時から会議、その前に打ち合わせ、お昼には。。。」
!! そこまで来て玄関の鍵をかけ忘れたことに気づく。
「あ〜〜〜ぁ、もう! 遅刻しちゃうじゃない!」
***場面転換***
ようやく辿り着いたオフィス……時計は10時を少し回っている。
ほとんどの同僚たちは自分の仕事に熱中している。
カタカタと鳴るキーボードの音が、いっそう花子の心を焦らせる。
何人かのOLが花子を振り返って、クスクスと笑い声を漏らす。
それを無理やり無視して、急ぎ足で会議室へと向かう花子。
「スミマセン遅くなりましたッ!」
慌てて会議室に駆け込む花子。同僚・上司の視線がヒリヒリ痛い。
「もうよろしい、早く席につきなさい」
部長に冷たく促されて、花子は慌しく椅子に座る。
「では山田くん、デザイン部からの報告を聞かせてくれ」
「あ、はい、あの、あ、あ! 資料が! ない……」
花子は慌ててカバンのなかを探るが見つからない。
「資料ならホラ」
同期の太郎が、コピーされた資料の束を差し出す。
「昨日デスクに忘れて行っただろう」
***オシマイ***
下記の物語のなかで「理屈に合わない」部分はどこでしょう?
***ハジマリ***
それはいつもと変わらない静かな朝だった。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
窓の外からはスズメの声がちらりほらりと。
カチリと音を立てて時計の時針とアラーム針が重なる。
静寂を破って鳴りだす目覚ましのアラーム!
むにゃむにゃと寝言を言いながら目を覚ます花子。
アラームを止めた花子は時計を見て顔を青くする。
「ヤダ! もうこんな時間! 遅刻しちゃう!」
急いで飛び起きてトースターにパンを入れる。
顔を洗って化粧してスーツに着替えてパンをほおばる。
――その間わずか3分という早業である。
口の中のパンを牛乳で流し込みながらヒールを履き、
住み慣れたマンションの一室から飛び出していく。
「エレベーター来るの遅すぎ!」
一目散に階段を駆け下りながら今日の予定を思い出す。
「10時から会議、その前に打ち合わせ、お昼には。。。」
!! そこまで来て玄関の鍵をかけ忘れたことに気づく。
「あ〜〜〜ぁ、もう! 遅刻しちゃうじゃない!」
***場面転換***
ようやく辿り着いたオフィス……時計は10時を少し回っている。
ほとんどの同僚たちは自分の仕事に熱中している。
カタカタと鳴るキーボードの音が、いっそう花子の心を焦らせる。
何人かのOLが花子を振り返って、クスクスと笑い声を漏らす。
それを無理やり無視して、急ぎ足で会議室へと向かう花子。
「スミマセン遅くなりましたッ!」
慌てて会議室に駆け込む花子。同僚・上司の視線がヒリヒリ痛い。
「もうよろしい、早く席につきなさい」
部長に冷たく促されて、花子は慌しく椅子に座る。
「では山田くん、デザイン部からの報告を聞かせてくれ」
「あ、はい、あの、あ、あ! 資料が! ない……」
花子は慌ててカバンのなかを探るが見つからない。
「資料ならホラ」
同期の太郎が、コピーされた資料の束を差し出す。
「昨日デスクに忘れて行っただろう」
***オシマイ***