ｸｲｽﾞ大陸

[『だって警察なんて、証拠を見落とすのがうまいんだから！』]
・・・って、「ざけんなよテメエェェェェ！」　ばぁん！一太郎は読んでいた文庫本を机に投げつけた。
「あっ、てめぇもふざけんな！」大紀が叫ぶが、聞こえているか・・・？
「だって、警察をバカにしているんだぜ！」どうやら聞こえている。
「ページ破れた。一太郎、弁償。買ってこい。」
「代金はおれ持ち・・・？」「あったりまえだ！！」　「ちぇっ。」「お前が破ったんだろ！」
（お前らは、あほか？）部長がそう思っていることは誰も知らない。
「んじゃ、いってきます。」

「くっそー、大紀の奴め・・・。今に見てろよ！」自分のやったことは棚に上げて、憤る一太郎。
「！！そうだ！！　こんな問題で次のクイズバトル、闘ってやる！」
その問題とは―――
「『これから毎日、１０ページずつ本を読むんだ！』と決めた少年がいる。
毎日読み続けて、１ヶ月目。
この少年は何ページ本を読んだ？
　　条件
・この１カ月は３０日。
・読まなかった日、読むページ数が変った日はない。」
「わっかるかなぁ？？」
君たちはわかるかな？たぶん（じゃないけど）簡単。