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■ pc ( No.30 )
日時: 2007/01/04 13:30
名前: Yossy

>SUEさん
 なるほど、下の句に着目で「まい」ですか。 (^_^)
 しかし、歌で見ると、>>25でひでぽんさんが着目した上の句の「たま」も気になりますね。では、高砂か尾上か、A刑事とB刑事のやり取りをを覗いてみましょう。 (^_-)

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刑事A 「先輩、わかりましたよ。

    尾上桜は73番の
    『高砂の尾上のさくら咲きにけり 外山の霞たたずもあらなむ』

    浦田雪男は4番の
    『田子の浦にうち出て見れば白妙の 富士のたかねに雪は降つゝ』

    高砂知人は34番の
    『誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに』
  
    玉緒忍は89番の
    『玉の緒よ絶えなば絶えねなからへば 忍ぶることのよはりもぞする』

     だと思われます。」

刑事B 「おぉ、ご苦労さん!この他に稲葉峰生が16番、滝川流が55番か77番だと
     すれば…。なるほど、そういうことか!」
刑事A 「え!もう何かわかったんですか?」
刑事B 「全部というわけじゃないが、糸口は見えたな。」

刑事A 「私にもなんとなく見えましたよ。」
刑事B 「ほ〜、そうか。」
刑事A 「ええ、16番の札を二つに千切ったのは上の句と下の句に分けて考えろという
     ことじゃないでしょうか?」

刑事B 「なるほど。とすると、どういうことになる?」
刑事A 「上の句の一文字目は「た」、下の句の一文字目は「ま」ですから
    『たま=玉』で玉緒を指すとも考えられます。
刑事B 「でも、高砂知人を示す34番の歌も上の句の一文字目は『た』、下の句の
     一文字目は『ま』だぞ。」
刑事A 「そうか〜。では『二つに千切る=分ける』と考えれば、千切るという行為は
     上の句の『立ち別れ』に該当するかもしれませんね。そして、下の句には
    『まつ』があります。『まつ』と言えば34番の歌にも『松』がありますから、
     高砂知人が犯人ということではないでしょうか。』

刑事B 「しかし、16番の『まつ』は『松』と『待つ』の掛詞だから必ずしも『松』を
     示しているとは限らんな。それに『松』だとしても『松』と言えば『高砂の
     松』だろ。その『高砂』なら尾上桜をを示す73番の歌にもあるぞ。」
刑事A 「松=高砂か。ということは、『まつ』は『高砂』を示すとも考えられ、
    『高砂知人』と『尾上桜』につながることになるわけですね?」
刑事B 「しかし、その他に玉緒も候補に入るとなると誰とも決めかねるな。」

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ということで、>>18のたいふさんと>>20のああああさんの読みは作者の読みにも入っていたようです。 (^_^)