コメント ( No.25 ) |
- 日時: 2015/10/15 12:44
- 名前: Yss
- 問1のヒントです。
何も事前情報がない段階で、出演者がおいしいお茶を選べる確率は、 みっつが均等ですから、1/3ですね。 みっつのコップをA、B、Cと名付けることにします。 そして、対称性から、出演者選んだコップをAと名付けても一般性は失いません。 ここまではOK、ですよね。
司会者が、ひとつまずいお茶を取り去った。 このとき、BもCも事前情報は無く、等価ですから、 司会者が取り去ったコップをBと名付けても、一般性は失いません。
このとき、残りはC
そして、問題は、 いま、AとCに、1個ずつ、おいしいお茶とまずいお茶が あるわけですが、
Aがおいしいお茶(=Cがまずいお茶) の確率PB(A)と、 Cがおいしいお茶(=Aがまずいお茶) の確率PB(C)は、 それぞれいくらか、というお話。
PB(A)+PB(C) = 1 であることは、全事象ですから自明です。
この全確率1が、 PB(A)とPB(C)に、どう分配されているのか、というのが、 問1で問われていることなんです。
下付きのBがついてますが、後々他の問題の解説で出てくる記号と、 統一のためにつけているだけですので、このヒント内では、 無視して下さい。
二択なので1/2になるのか。 それとも、司会者がひとつ減らした段階で、 偏りが出るのか。出るとしたらどちらに偏るのか。
それが、問われているわけです。
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