注意 この問題は「名探偵助手リンカ」「（同）３」の続きです。
先に前の話を読んでいないと問題を解くことが出来ません。

　　　　http://www.quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=8112
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今は使われていない病院の一室。病院というより診療所という大きさだろうか。
そこにクリカラは居た。
「無様ね」
「ああ、リンカさん、助けに来てくれたんですね」
クリカラはぐるぐる巻きになって、床に這いつくばっていた。
「ある事件を追っていたんだが、突然後ろからガツンとやられてね。気がつくとこの有り様だよ」
「犯人はここには居ないの？」
「これ以上深追いすると命はないぞ、とか言っていたが、流石に殺人は犯したくなかったのかどこかに行ってしまったよ」
そこまで聞いて、私の中である考えが確信に変わる。
「ところで早くロープをほどいてくれないかな？このままだと感謝のハグも出来ない」
「ハグは結構です。ロープをほどく前に私に言うことはないですか？」
「え？…ありがとう？かな？」
「それも助かってから言ってください。薄々何か変だなぁって思っていたんです。よくよく考えてみると不自然な事が多すぎます」
「なんのことだい？」
パシン。
渇いた音が響く。
「ちょっと頭にきてますから発言に気をつけて下さいね」
「痛い…、リンカさん今日はいつになく冴えてるね」
「お陰様でね」


問題

リンカが気付いた事とは何でしょう？
これまでの話の中で、不自然な点を思い付く限り答えて下さい。
そして、そこから導き出される真相は？


9/21追記 囁きを公開することにしました。皆さんの推理も参考にして真相を導いてください。
非公開希望の人はそのように言ってください。