では、不自然な感電死の続きです。
私は、雪村冬子の義兄、つまり雨宮春子の夫、雨宮雹太（３０）をたずねた。
雹太は雨宮家から１０分ほど離れた雹太の友人宅にいた。麻雀をしている。
「雨宮君、奥さんが亡くなったよ。」
「へ〜、そいつぁよかった。もう手を切りたかったんでね。渡りに船だ。」
思ったよりもクズのようだ。
「いつからここにいる？」
「ん〜１８時前ぐらいか？なぁみんな。」
うなずく麻雀仲間。（このマージャン仲間も嘘はついていないものとする。）
死亡推定時刻は18時半から１９時・・・か。
「ところで家の鍵は開いてたそうだが、鍵をかけずに出かけたのか？」
「ん？ああ。鍵持って来てないなぁ。鍵かけてたらあいつ殺されなかったかもなぁ！
　ラッキーだったな！ん？それロンね。」
私は、一発雨宮の頭を殴って、外に出た。
早とちりデカに連絡を取る。
「早とちり君。ちょっと聞きたいのだが被害者の体から○○○○がでたか？」
「はい。よくわかりましたね？」
「ちょっとした推理があたっただけだ。あと、君たちが到着した時お風呂は○○○○かったか？」
「！そのとおりっす。」
なるほど。アリバイトリックも解けたぞ。
では、問題です。
１、私は雹太が犯人だと確信した理由は？
２、雹太の用いたアリバイトリックは？
注、○○と私がしゃべっているのは推測してください。後にヒントで出します。
○の数は関係ありません。