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同じような問題ですみません
難易度:
★★
河野真衣
2013/03/22 12:17
高校時代に相加・相乗平均の使い方のミスで、答案に馬鹿と書かれた話を中学生に笑われながらしていたら、こんなのもあったかなと。
『問題』
a,b,c,d は実数で、a+b+c+d=1, a^2+b^2+c^2+d^2=1 とします。このとき、aのとり得る最大の値が a=1 (b=c=d=0のとき) であることはすぐわかります。
では、a のとり得る最小の値はいくらでしょう?
【
答え…最小値:−1/2 (b=c=d=1/2のとき)
】
回答募集は終了しました。
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No.1
d=1-a-b-cとして
a^2+b^2+c^2+(1-a-b-c)^2=1
2a^2+2b^2+2c^2-2a-2b-2c+2ab+2bc+2ca=0
a^2+b^2+c^2-a-b-c+ab+bc+ca=0
c^2+(a+b-1)c+a^2+b^2-a-b+ab=0
cが実数解をもつので、判別式を用いて
(a+b-1)^2-4(a^2+b^2-a-b+ab)≧0
-3a^2-3b^2-2ab+2a+2b+1≧0
3b^2+2(a-1)b+3a^2-2a-1≦0
bがこの範囲に実数解をもつので、判別式を用いて
(a-1)^2-3(3a^2-2a-1)≧0
-8a^2+4a+a≧0
2a^2-a-1≦0
(2a+1)(a-1)≦0
-1/2≦a≦1
最小値-1/2
I.T
2013/03/22 13:52
とりあえず素直に。簡単な方法がぱっと思いつかなかったので
河野真衣
正解です。
ただ、I.Tさんがおやりになった方法で「a+b+c+d+e+f+g+h=1,a^2+b^2+c^2+d^2+e^2+f^2+g^2+h^2=1 のとき、aのとり得る最小値を求めなさい」という問題を解こうとしたらどうなるのかなあと思いました。
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No.2
a^2+b^2+c^2+d^2=1は、原点を中心とした半径1の4次元球
a+b+c+d=1は(1,0,0,0),(0,1,0,0),(0,0,1,0),(0,0,0,1)を通る(?)(なんていうのか知らないです)
対称性より、(1,0,0,0)と(1/4,1/4,1/4,1/4)を通る直線と、4次元球のa=1でない交点のa座標がaの最小値となる。
(0,1,1,1)方向にe軸を取り、ae平面上に投影すれば、(1,0)と(1/4,√3/4)を通る直線と、原点を中心とした半径1の円を考えればいい。
A(1,0)として直線と円の交点をA,B、Bからa軸に下ろした垂線の足をCとすれば、△ABCは30°,60°,90°の直角三角形。
OA=OB=1よりOC=1/2
よってaの最小値は-1/2
I.T
2013/03/22 15:30
幾何的に解くのは説明が大変ですね。計算量は相当減りましたが・・・・・・
河野真衣
正解です。
昔、「数学は哲学の一部である」と聞いたことがありますが、お答えがそれを体現しているようで、私には意味がよく解りません。
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No.3
b+c+dは平面、b^2+c^2+d^2は球であるから
・a<-1 → 解なし(球の半径が実数でない)
・-1≦a<1/2 → 解なし(平面と球が接しない)
・a=-1/2 → 解はb=c=d=1/2のみ
・-1/2<a<1 → 解は無数にある
・a=1 → 解はb=c=d=0のみ
・1<a → 解なし(球の半径が実数でない)
よってaが取りうる最小値は-1/2。
みれい
2013/03/22 17:54
最初に見つけた解の候補が(そうだと思っていたが)やっぱり最小値だった。
河野真衣
正解です。
お答えの上から3行目で負号が一つ落ちてませんか?
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No.4
b=c=d=・・・=hとなるとき、最大値と最小値をとる事がわかるので、
a+7b=1,a^2+7b^2=1
より
7a^2+49b^2=7
8a^2-2a-6=0
(4a+3)(a-1)=0より、
最大値1、最小値-3/4
I.T
2013/03/22 21:00
No1でやるのは嫌ですね
No2を応用すれば楽ですが
河野真衣
その通りです。
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No.5
1/2
ようせん
2013/03/23 13:26
こうかな
河野真衣
1/2ではありません。もっと小さくなりますよ。
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No.6
題の式を変形して(a-1/2)^2+(b-1/2)^2+(c-1/2)^2+(d-1/2)^2 =1<br><br>よって少なくとも、-1/2 < a < 3/2 がいえる。<br><br>ここで a=-1/2 のとき、b=c=d=1/2 で問いの式を満たす。<br>したがって aの最小値は-1/2
ミゲール
2013/03/26 06:48
偶然(?)に頼った
(<の等号は脳内補完してください
)
河野真衣
偶然のような、必然のような…ですが、正解です !
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No.7
変数がn個のとき、
つまり、a,b,c,… がn個あって、
a^2 + b^2 + … = 1
a + b + … = 1 のとき、
(a - (2/n))^2 + (b - (2/n))^2 + … = 1 が成り立つ。
したがって、
-1 + (2/n) ≦ a ≦ 1 (≦ 1 + (2/n))
が少なくとも成り立つ。
逆に、 a = -1 + (2/n) かつ、 b = c = … = 2/n のとき、
3行目、4行目の式が成り立つ。
よって、 aの最小値は -1 + (2/n)
No.1のように変数8個のときは、aの最小値は、 -3/4
ミゲール
2013/03/27 15:18
一般解も一緒ですね
河野真衣
うまいやり方を思い付かれましたね。 変数n個のときも正解です。
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No.8
河野真衣
2013/04/02 12:30
回答有難うございました。答えです。
a+b+c+d=1 → b+c+d=1-a…@ a^2+b^2+c^2+d^2=1 → b^2+c^2+d^2=1-a^2…A
コーシー・シュワルツの不等式より
(b+c+d)^2 ≦ 3(b^2+c^2+d^2) …B (等号成立はb=c=d のとき)
@,AをBに代入→ (1-a)^2≦3(1-a^2)
移項して整理すると 2(2a^2-a-1) ≦ 0 → 2(2a+1)(a-1) ≦ 0 → -1/2 ≦ a ≦ 1
このことから、 a の最小値は -1/2 (このとき、b=c=d=1/2)
尚、コーシー・シュワルツの不等式を利用すれば、文字数が増えた場合
a+b+c+…+h=1 , a^2+b^2+c^2+…+h^2=1 としたときの a の最小値を求める問題も簡単に答えを出すことができますね。
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