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三項間漸化式を満たす数列の極限
難易度:★★★  
?るーびっく 2010/06/27 06:48

問3の準備として複素数平面に関連する問題を。数Uの範囲で解けるレベルです。

補題a-1、任意の複素数は、ある実数r、θを用いて、r(cosθ+i sinθ) と表せることを示せ。
補題a-2、θを実数、nを整数として、(cosθ+i sinθ)^n=cos(nθ)+i sin(nθ) (ド・モアブルの定理)が成立することを示せ。


本題:nを0以上の整数、A、Bを実数として、三項間漸化式 x[n+2]=Ax[n+1]+Bx[n]を満たす数列x[n]を考えます。ここで、x[0]=1 とします。また、二次方程式x^2−Ax−B=0を満たすxの解をα、β(虚数解込み)とします。


問1-1 α≠β であるとき、数列x[n]の一般項をα、β、x[1]、nを用いて表せ。
問1-2 α=β であるとき、数列x[n]の一般項をα、x[1]、nを用いて表せ。

以下、|x[1]|>1 であるとし、この条件を満たす任意のx[1]で成立するものとします。


問2-1 α、βが異なる実数値であるとき、数列x[n]が0以外の有限の値に収束するようなA、Bの関係・条件を述べ、またその収束値を答えよ。
問2-2 α、βが異なる実数値であるとき、数列x[n]は収束しないが有限の範囲で振動するようなA、Bの関係を述べよ。
問2-3 α、βが実数であり α=βのとき、数列x[n]が0に収束するようなA、Bの関係を述べよ。
問2-4 α、βを異なる実数とする、このとき数列x[n]が0に収束するようなA、Bの関係を述べ、その領域をA‐B座標平面(Bを縦軸・Aを横軸に取ると解り易いと思います。)に図示し、その面積を求めよ。
問3-1 α、βが複素数であるとき、数列x[n]は収束しないが有限の範囲で振動するようなA、Bの関係・条件を述べよ。
問3-2 α、βが複素数であるとき、数列x[n]が0に収束するようなA、Bの関係を述べ、その領域をA‐B座標平面に図示し、その面積を求めよ。
追加:問3-3 漸化式 x[n+2]=√3x[n+1]−x[n]、x[1]=2、x[0]=1 を満たす数列について、x[2011]を求めよ。

|x[1]|<1であるとき、問題2・3で示したA、Bの条件以外でも数列x[n]が収束するケースがある。具体例を示そう。


問4 漸化式 x[n+2]=A・x[n+1]−41・x[n]、x[0]=1、x[1]=1/7 で示される数列があって、lim[n→∞]x[n]=0 となるものが存在する。このときAの値を求め、一般項を示せ。
AnswerNo.8以降
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