nothing ( No.18 ) |
- 日時: 2010/02/12 17:36
- 名前: いはら
- No.8のその3は、恐らくこれが用意された解答だろうと思っただけで、
正しいとは思っていません。 現実にはありえないことを仮定して質問するのはよくあることです。 『もし「門Bが天国の門か」と聞いていたならば、あなたは「はい」と答えましたか?』 と聞いた場合はどうなりますか? 「門Bが天国の門か」とは聞かれていませんから、、 ゲーデルさんの論法によると、この場合も答えは「はい」となるはずですが、 おかしいですよね。 それだと仮定法による質問が一切できなくなってしまいます。 P→Qというのは論理学上の特殊な記述であって、 こういうところに適用すべきではないと思います。
>自然言語的に質問を捉えられた場合、 >「まだ聞かれてないことなので、わからない」とされても仕方ない気がします。 通常は「はい」か「いいえ」で答えるという問題になっているはずです。 どちらの回答になるのかは、問題文に書いてある条件から論理的に決まると思われます。
というわけで、あの有名な問題の答えは問題ないと思います。 (必要な条件が明記されていれば)
私はこの問題の掟の方が問題があると思います。 掟3「門番は1回だけしか質問されない」を守るためには、 質問を1回受けた時点で門番をやめたり逃げたりしないといけません。 つまり、門番の任を無事勤めることはできないのです。
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