ｸｲｽﾞ大陸

閲覧者もいなくなりましたので解答まで進みたいと思います。

T「今回の依頼、私は最初から悪戯の可能性が高いと
考えていました。理由は急ぎの依頼、そして携帯の番号を
教えるのに問題のない依頼者が、わざわざ最近少なくなってきた
公衆電話からかけてきたからです。とはいえ依頼する前から
自分の携帯でかけるのを躊躇した可能性もあるので
ここで携帯に一度繋いでみれば良かったのですが
買い物もあったので外出を選んだわけです。
結果依頼者側の思惑通り事務所をあける事になってしまいました。
ホタルにつきまして依頼者側が場所指定、そして急ぎの
依頼なはずなのに到着していない事から疑惑は確信に変わりました。

そうでもなければ依頼の待ち合わせを後回しにして買い物を
優先なんかするわけはありません。買い物を終わらせ
念のため電話をしてみましたがやはり偽りの電話番号。
なのでそのまま帰宅しました。

家に帰ると荷物の整理をしたわけですが１つ不審な点が。
それはメモをとって切り取った次のページに書いた跡が
なかったからです。薄くて残らなかった？
いや、ボールペンのインクがなくなりかけている時に
書いたものだから当然強く押し付けるように書きました。
残らないはずがありません。そこで私は電話の呼び出しの理由に気付きました。
誰もいない事務所に侵入、そして何かを探すためです。
物取りならばメモの跡など回収しないだろうし
普通の泥棒とは違う、となると心当たりは断った依頼。
中に盗聴器等をしかけられていたら困るので外に出て尾行に注意しながら
警部と連絡しました。実は鍵をかけないで外出したんですが
戻ってきた時鍵の掛け忘れに気付いて盗聴器が仕掛けられてないか
調べる、という方向に持っていくつもりです。
侵入の痕跡はそこ以外全くわからない状態だったと思うので
盗聴器の類はつけてないと思うのですが念のためです。」

さて、ということで今回の問題でT探偵はこのように
考えながら行動していたようです。

今回の問題では何があったのかを問うので
正解はメモの跡がないから誰かが侵入して持ち去った。
そしてもう一つは公衆電話からなのに携帯の番号を教えるという不審な点を
用意しておきました。