ｸｲｽﾞ大陸

お詫び

「ジュース」は一服盛られたのではないか？というのを分かりやすくする為に登場させたアイテムで、本来なら犯人にはこれを片付けることも容易であって、文中に無くてもよいものでした。
これを文中に描いたことで、かえって混乱に招いたことをお詫びいたします。
本解について考察される方は、「睡眠薬を盛られた」は確定したことだとして考察してください。


「実はダイヤの件は鈴木の作り話だった」
というのは、用意していた解答の一つでもあります。

幾つかの不明点(注１)は残るけれども、警察が失火だとして処理している以上、これを信用することもできる。
ダンディにも、一介の探偵に言えないこともあるだろう。

何事も無かったのならばそれにこしたことは無いが、もし何かが起こっていたとすればどうだろう？どのようなことがあったのか…

鈴木が、わざわざ私のところに相談(注２)に来ているのだから、その方向の考察を無視するわけにもいくまい。


ここから本解への考察が始まります。

注１．鈴木がなかなか目を覚まさなかったこと。やや不自然にみえる火の付き方。息子とメイドと嫁の証言のささいな食い違い。等

注２．鈴木とクリカラの関係は「依頼者」と「探偵」の間柄であって、探偵に相談するときにはお金も支払う。このことは第１話で「仕事を探して営業まわりをしていたこと」のあたりで表現されています。