クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

恋をしている... ≫No. 1
?キト 囁き
実はわたし、以前はある先生の助手のようなことをしておりました。
これは、その先生に連れられてフランスに行った時のお話です。

むこうで出会ったフランス人の若い青年は、とても素敵なお方でした。
先生と彼、そしてわたしの3人はちょっとした事件にまきこまれてしまい...いえ、この話は今回関係ありません。
事件も無事解決し、その後彼のすすめてくれたお店で、おいしい料理やワインをいただき、−−わたしはワインのことは全然わからなくて、先生と彼が話しているのを横でただただ聞いているだけでした。
あぁ、これも今回の話とは全然関係ないのです。話がへたでごめんなさい。

そして、とうとう彼と別れて日本に帰るときがやってきてしまいました。そのとき彼は...
世にも悲しそうな顔をしました。そして、わたしの右手をとり、接吻しようとしたのです。わたしにとっては当然のことながら、左手が間髪をいれず動き、彼の手を、したたか打ちすえました。
仰天する彼に、先生が、わたしより流暢な言葉で説明してくれました。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

彼は唖然としていました。わたしは寂しくも、おかしく、ほほ笑むばかりでした。

わたしはその後、自分の行為に恥じ入り、後悔もしました。フランスの殿方のああした行為は単なる別れの挨拶にすぎないことくらい、わかっていたのに...
唖然としていた彼でしたが、その後すぐに笑ってくれました。その笑顔は今でも忘れられません。

---------------------------------------------------

先生の台詞を考えてください。
フランス人青年が、憎からず思っていた日本の若き女性に別れの挨拶を。しかし、彼女は彼の手を打ちすえ、拒絶してしまいます。
彼の心も、彼女の心も、そしてフランスの風習も日本の風習もわかっている教授です。

みなさん、「大人」の台詞で、この場をうまくおさめていただけませんか?
---------------------------------------------------

えっ、わたしの名前ですか。「周防恵美」と申します。あっ、でもこれも関係ありませんよ。
編集