ｸｲｽﾞ大陸

あなたは正直者、嘘つきの生態を研究しているうちに色々なことに気が付きました。
正直者は常に正しいことを言い、嘘つきは常に嘘をつきますが、
それは自分が正しいと思っていること、自分が嘘だと思っていることであり、事実と異なることもあるということ。
例えば、自分が嘘つきだと信じている正直者がもしいれば、「自分は嘘つきだ」と発言することが可能なのです！

そして、確信が持てないこと、分からないことは言えないということです。
「明日の天気は晴れだと思っている」とは言えても「明日の天気は晴れだ」とは言えないのです。
ということは、「はい」とも「いいえ」とも答えられない質問をすることができるということです。
例えば「明日の天気は晴れですか」と聞かれた場合、「はい」とも「いいえ」とも答えられません。
このように「はい」「いいえ」で答える形の質問に対して、「はい」、「いいえ」、沈黙の3つの回答(反応)があるのです。
これを利用すると一回の質問で3つのうちどれが正しいかなどを判断することができます。

では問題です。
A,B,Cの3つの道があります。そのうち1つだけが隣の村に通じており、他の2つは行き止まりになっています。
隣の村に行くにはどの道を選べばよいか、質問1回だけで知ることができます。
どのような質問をすればよいでしょうか。
相手は「はい」または「いいえ」で答えます。どちらも答えられない場合は何も言いません。
なお、質問をする相手は正直者か嘘つきのどちらかで、どちらなのかは分からないものとします。
（もちろん相手はどの道が村への道かは知っています）。