ｸｲｽﾞ大陸

バスガイド「皆様、あちらに見えますのが、今から行く「クイズ大陸」でございます。」
ここは、「クイズ大陸」見学ツアーのバスの中。大人気なのにバスが小さいため、いつも満員です。様々な外国人も訪れるので、バスガイドは何人かが必ず乗っています。今回は、用があって出かけていたかってに君と管理人も乗っています。
運転手「あっ！！」
　　　　　　キキーッ！！（ブレーキ）
全員「うおっ！！（バランスを崩して倒れそうになる）」
運転手「あ、すいません！」
天使「いや、別にいいですけど…それよりどうしたんですか？」
運転手「目の前に川が…」
管理人「あ、私が侵入者撃退のために設置しといたパズルだ…誤作動したのかなー‥」
運転手「えっ！どうやって通るんですか？」
管理人「あのパズルを解かなきゃならないんだけど…」
悪魔「答えが分からないとか？」
管理人「その通り‥」
全員「えー！」
ここで、パズルの設定について説明を。
パズルは川渡りパズルで、立て札に名前を書くと不自然ではない条件がつく。
船の数、ある側、定員はランダムに決められる。
複数船があり、すべてがこちらにある場合、その船の数のグループに強制的に分けられる。
違うグループの船を使う事は不可能。
船は川幅より狭く、川幅は船の２.４倍。
川には凶暴なサメが放されていて、入ったら最後、二度と出てこられない。
川渡りに失敗すると船が爆発し、川を渡る事が出来なくなる。
橋などは架かっておらず、川を避けて遠回りする事も不可能。
船を漕ぐ者の疲労は一切考えない。
「川にサメはいない」「船を爆発させることは出来ない」などといった常識はここでは無い。
　　　　　以上です。長々とすみませんでした。続きをどうぞ。
運転手「いえいえ、大丈夫ですよ。」
母「それより、早く行った方がいいんじゃないですか？」
気がつくと、運転手以外の全員が立て札の側に。
運転手「おわっ、ちょっと待ってー！」
　　　　　　すみません…
全員が立て札に名前を書くと、次のようになりました。

　　　　グループＡ
人間、人間、地球外生物、バスガイドの４人。
船は２人乗り、無人では動かない。
バスガイドがいないと、人間が地球外生物にさらわれてしまう。
船が漕げるのは全員。
　　　　グループＢ
船頭、子、子、親、運転手、バスガイドの６人。
船は３人乗り、無人では動かない。
親は自分がいないときに子が他の大人の側にいると、暴れ出す。
船頭は孤独を愛しているため、乗っている人が自分も含め２人以下じゃないと船に乗らない。
船が漕げるのは親、運転手、バスガイド。
　　　　グループＣ
バスガイド、悪魔、天使、ライオン、猛獣使いの５人（ライオンも１人と数える。）。
ライオンは猛獣使いがいないと、全員を食べる。
悪魔と天使は仲が悪く、一緒に船に乗らない。二人きりになると、けんかを始めてしまう。
悪魔はバスガイドがいないと、天使、猛獣使いを攻撃してしまう。
船が漕げるのはバスガイド、天使、猛獣使い。
　　　　グループＤ
バスガイド、管理人、かってに君、赤ちゃん、母の５人。
赤ちゃんにはかってに君以外のいずれかが必ず側にいなければならない。
管理人はかってに君が一緒に船に乗っている時か、違う岸にいる時にしか船に乗らない。
かってに君は、１人で岸にいることが出来ないため、赤ちゃん以外が必ず側にいないといけない。
船が漕げるのは、管理人、母、バスガイド。
　　　　　　　　　
川渡り失敗になる時
けんか、攻撃の発生。
誰かが食べられる。
親が暴れる。
１つの岸に赤ちゃんとかってに君だけになる。
１つの岸に赤ちゃんだけになる。
１つの岸にかってに君だけになる。

船が漕げる人が２人以上乗っている時は、バスガイドが優先される。

母「すごーい…」
ライオン「ガオガオッ！ガオッ！（確かにすごい‥性格まで見抜いてる…）」
地球外生物「ホントダネー」
その他全員「えっ！？」
皆さんは、ＡからＤまでのグループで、バスガイドが船を漕いだ合計回数を囁いて下さい。