ｸｲｽﾞ大陸

こんにちは、天石　陸です。
答えを発表するのが遅れてしまって申し訳ありません。
幾つか事件を抱えてしまって…本当にゴメンナサイ

では、＞No.11（前半部分答え）から続きです。


※※※※※


『兄　日　萩　嵌　血　駅　咲　焚』
　　　↓
『あに　ひ　はぎ　は　ち　えき　さ　た』

「でもこれじゃあ、読めないから何かに変換しないといけないんだな。」
となると。
「『ローマ』…思いつくのは…『ローマ字』のことかな」

『　ANI/HI/HAGI/HA/CHI/EKI/SA/TA　』

「うーん、私は小樽、か…ほたるちゃんがおたる……あ、待てよ」

ほたるがおたる、つまりローマ字にすると　『　HOTARU→OTARU　』

「そうなるためには『H』を抜けばいい！」

『　ANI/I/AGI/A/CI/EKI/SA/TA　』

「ってことは、最後の一文からして…あれ？…なんか微妙に読めない…」
「だから『みっつじゃなくてふたつをえらんで』なんだよ」
「うわ、警部！！」
何時の間にやら警部が僕の後ろから覗き込んでいた。
「…えーっと、そのつまり…」
「ローマ字には二通りあるものもある。『し』なんていうのは『SHI』でも『SI』でもいいだろう？」
「ええ…って、あ！」
「わかったか？」
つまり「ち」は『CHI』じゃなくて『TI』で読んでくれってことか！
となると『H』を抜く前から考え直せば…。

『　ANI/HI/HAGI/HA/TI/EKI/SA/TA　』
　　↓
『　ANI/I/AGI/A/TI/EKI/SA/TA　』

これを『終わりに始まりを見つける』…つまり、最後から読めば。

『　AT/AS/IKE/IT/A/IGA/I/INA　』
　　↓
『　ATASI　KEITAIGA　IINA　』

「『あたし　けいたいが　いいな』　ですか？！」
「ということになるな」
自力で解けたのが嬉しくてばんざーいとした瞬間、横で苦笑する警部が目に入った。
あれ…？
「って、警部。もしかして…」
「誰が解けないで悩んでるといった？」


※　※　※　※　※


折角、警部を出し抜こうと思ったんですけど。
警部が悩んでたのは解けないからじゃなくて解けたから悩んでいたんです。
娘のほたるちゃん、まだ小学生なんです。
携帯を持たせるにはまだ早いんじゃないか、という思いと。
可愛い娘のお願い事を聞きたい親心の葛藤だったとか。

余談なんですが、最近警部が携帯のメールの特訓してるんですよ。

なんでかって？

実は娘さんが携帯欲しがったのは、多忙な警部とやり取りがしたかったら、っていうことなんですよ。
奥さんからそれを聞いた警部が携帯購入を渋るはずないでしょ？
誕生日にプレゼントするまえに、自分も機種変（お店の人に驚かれてました）したというわけです。
なにせ、パソコンだけじゃなくて携帯も古いの使ってたんですよね、警部。
というわけで、今から警部に写真の撮り方教えてきますね！


ダウディさん、月光さん、J･Jackさん、吉近さん。
今回もご協力有難うございました！！