解説です。
150回の出し手を、前の回がそれぞれグー、チョキ、パーであった場合に分けて、
今回がグー、チョキ、パーである回数を数えてみます。
具体的には、以下のような表を作ってみるわけです。
<tt>前\後 グー チョキ パー
グー 2 25 23
チョキ 25 2 22
パー 22 23 5</tt>
すると、グーの後にグーが来ることは極端に少なく、チョキ、パー、についても同様です。
つまり、この出し手はランダムではなく、明らかに「前回と同じ手を避ける」という偏りがあります。
一方、たとえばチョキの後にグーとパーのどちらが多く出るのか、ということについては、それほど有意差はありません。(乱数で作った手なので、若干のばらつきはありますが、パラメータは差がないように設定しました)
設問では、前回にチョキが出ていますので、今回はチョキ以外が出ると考えるべきです。
相手はグーかパーを出してくる。すると、パーを出すことが最善の手、ということになります。
ちなみに、本当のさざえさんじゃんけんでは、
こんな統計サイトが作られています。
http://park11.wakwak.com/~hkn/かなりの勝率を上げられています。すごいですね。
本問では、2回前の出し手との関連はないように問題を作りました。しかし、人間の出す手の場合、2回前との関連も、当然、多少あります。
そのため、本物のサザエさんじゃんけんでは、直前2回の出し手から、今回の手を予測するという方法を採っているようです。
Yss 2015/11/02 04:50
150回の出し手を、前の回がそれぞれグー、チョキ、パーであった場合に分けて、
今回がグー、チョキ、パーである回数を数えてみます。
具体的には、以下のような表を作ってみるわけです。
<tt>前\後 グー チョキ パー
グー 2 25 23
チョキ 25 2 22
パー 22 23 5</tt>
すると、グーの後にグーが来ることは極端に少なく、チョキ、パー、についても同様です。
つまり、この出し手はランダムではなく、明らかに「前回と同じ手を避ける」という偏りがあります。
一方、たとえばチョキの後にグーとパーのどちらが多く出るのか、ということについては、それほど有意差はありません。(乱数で作った手なので、若干のばらつきはありますが、パラメータは差がないように設定しました)
設問では、前回にチョキが出ていますので、今回はチョキ以外が出ると考えるべきです。
相手はグーかパーを出してくる。すると、パーを出すことが最善の手、ということになります。
ちなみに、本当のさざえさんじゃんけんでは、
こんな統計サイトが作られています。
http://park11.wakwak.com/~hkn/
かなりの勝率を上げられています。すごいですね。
本問では、2回前の出し手との関連はないように問題を作りました。しかし、人間の出す手の場合、2回前との関連も、当然、多少あります。
そのため、本物のサザエさんじゃんけんでは、直前2回の出し手から、今回の手を予測するという方法を採っているようです。