ｸｲｽﾞ大陸

勢いなくなって来たので、これにて閉店。

答えは「花鳥風月」でした。

解説文字を紫として、各会話を振り返ってみましょう。

「僕らの特技ってなんだろう。」
「私、歌うの好き」
「…」
「歌う…のはできないけど打楽器鳴らすのは得意かも」
「そう考えると、青と緑は音楽苦手よね」

鳥はさえずり、風は風鈴を鳴らしたりします。
一方、花と月は自ら音を立てることが余りありません。

「でも、二人ともビジュアル系だ。黙ってそこにいるだけで絵になる」
「ありがと、頑張って季節の装いに着飾ったかいがあるってもんだよ」

花と月は見て楽しむ要素が強く、特に花は季節によって
大きくその姿を変えます

「…」
「緑、本当は地球にいないんだよな。」
「でも、そんなのあたしたちに関係ないわ！」
「ここにいる誰よりも、高い位置にいる。すごい。」
「…（無言で微笑む)」

月は宇宙空間にあり、当然地球地表より、大気圏より高い場所にあります

「青と赤にはたくさん仲間がいる。」

花と鳥と一口に言っても、桜からハイビスカス、鶴からスズメまで
ありとあらゆる種が存在しています

「橙は表情豊かよね…。怒ったとき大変なんだから」
風は、そよ風から台風、竜巻まで。怒ったとき＝災害にもなります

「………」
「そう考えると、緑ってどっしりしてるよなぁ」

この中で最も質量が大きいのは、間違いなく月です

「この前、怒ったとき緑の晴れ舞台を邪魔してごめん」
「………(すこし悲しそうな顔)」

月にむらくも（花に風）といいますが、台風の夜は
それどころじゃなかったりして。


お楽しみいただけましたでしょうか？