クイズ大陸



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えっ、コレって、どこがクイズ…….? ≫No. 1
?KST 2011/02/06 01:19囁き

そこにはきな屋根を持つ、全体をく塗った神社があった。まで届くようなその立派な外見は、それを見る者全

てを魅了するに違いない。真っ赤に染められた寸胴な鳥居と、祀られているありがたい、ありがたい神様が、僕の心

をきつく締め付ける。神社の本堂の前にかっこよく立っているは綺麗に黒光りし、じっと見ていると目が煌めく。

「何て感じの良い神社なんだ」と僕は思った。天的なその造りは自分の中では最高だ。その神社には、ある一人の

巫女が住んでいたが、彼女の父親は昔、家出をしてそれ以降音汰もなく、彼女は母親から僅かなみを受けている

だけだった。彼女はすでに一人前の巫女になっていて、神社での仕事は全て覚えている。例えばお茶を飲みながらで

も、お祓いをすることが出来るし、当を食べながらでも、荼に付すことが出来る。彼女は大きさをべることが

出来るのような物を取り出し、徐に、自分の目の前でヒラヒラさせ始めたが、一体どこから持って来たのか、大き

めの福袋を片手に持ち、周りにいる観光客たちは全員、を食んでいる。彼らの独特な動きは、例えるなら寿司を握

っているようなイメージだ。僕はふと、自分の学生時代を思い出した。今、その懐かしい思い出にひたっている。

あの時と同じ感覚だな」と僕は言った。彼女は笑い、自分のけた顔を他人に見られたくないのか、ずっとそっぽを

向いたままだ。彼女はゆっくりと僕に自分の横顔を一瞬だけ見せて、そのまま何も言わずに本堂の中へと入っていっ

た。そのとき間というものは果たして何なのであろうかと思ったが、すぐにその答えが分かった。神である。

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