クイズ大陸



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?YMCR 2010/03/18 18:26
レスも減ってきたので、
とりあえず、肩慣らしの正解発表をしておきます。

・肩慣らし@
ニラサワ君「ということは、そのA型の献血者が少ないってことだよね。」
オオツキ君「ん?そうとは限らないだろう?」

いつも不足している(とPRされている)血液型があったとしても、その血液型の献血者が少ないとは限らないのではないでしょうか。それは血液型によって「必要量(需要量)」が異なるからです。A型はそもそも全人口に占める割合が大きいため、輸血の需要量も多いと思われます。

仮に

A型の血液需要を満たすための必要献血者数が年間1000万人だったとき、A型の献血者が実際には500万人しかいなければ、不足していることになります。
また、AB型の血液需要を満たすための必要献血者数が年間300万人だったとき、AB型の献血者が実際に300万人いれば、AB型は不足しないことになります。

A型は不足しているが、AB型より献血している人が少ないわけではありません。
したがって「不足している=献血者が少ない」とは限らない、ということです。

*「献血者が少ない」という表現が、数を表しているか、割合を表しているか、厳密にははっきりしないので、「献血者が少ないといえば、総数に対する献血した人の割合が少ないということだろう!」とのツッコミはありえまして、それに関しては返す言葉もございません (^^;)
問題を「献血者の数が少ない」とすべきでした。まあ、肩慣らしですのでご容赦を。


・肩慣らしA
ニラサワ君「なるほど・・少ないわけではないことは分かったよ。
       じゃあ、その血液型の人が薄情者、ってワケじゃないんだね。」
オオツキ君「いや、本当にいつもその血液型が不足しているなら、やっぱり薄情者なんじゃないか?」

肩慣らし@によって、ある血液型の血液が不足するということが、献血者の数が少ないことを意味していないことがわかりました。「不足」とは需要と供給のバランスの話で、絶対数は関係ないからですね。
でも、特定の血液型ばかり不足状態にあるとすると、やはり、その血液型の人は「献血に対して非協力的」ということになりそうです。
A型の人口は多いので、確かに需要も多いですが、それは転じれば献血する側の供給量も他の血液型より多いということになります。

輸血を必要とする人は、全ての血液型から、同じ割合で現れるはずです(違っていたらご指摘ください)。そのうえで、全ての血液型で、「人口に占める献血者の割合」が一定であれば、「特定の血液型のみ不足する」ということにはならないはずで、もしそうなっていれば、その血液型は人口の割りに献血者が少ない、献血する人の割合が少ない、ということになり、他に比べて非協力的であるといえるかもしれない、ということです。



いざ、説明してみるとうまく書けないものです (^^;)ツッコミ、補足歓迎します。
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