ヒント…らしきもの
アキラ「ちょっといいかな、お兄さん」
太 傅「何ですか?」
アキラ「物の数え方について聞きたいんだけど…教えてくれるかな?」
ヒロシ「オイオイ…それが今回の問題だろ?教えてくれるわけないじゃん」
太 傅「良いですよ」
ヒロシ「…って良いのかよ…」
太 傅「それで、どんな物の数え方を教えれば良いのかな?」
アキラ「…このメモに書いてある物だけで良いよ」
太 傅「煙突や鉛筆のように細長いものは、一本(いっぽん)、二本(にほん)というように【本】
を使うのが一般的ですね。ただ、煙突は、一基、二基と【基】を使うことも出来ます。
映画は【作】や【本】を使いますね。フィルムは一巻、二巻と【巻】を使いますし、シーン
(場面)に対して【コマ】を使ったりもします。
ドラマも映画同様に【作】や【本】を使うのが一般的でしょうが、これは24話あれば、24話
全体(作品)の数え方であって、一部を指すなら第何話というように【話】を用いますね。
【クール】というのは放映される期間の単位であって、ドラマの数え方ではないと思います。
イカは細長いので一本(いっぽん)二本(にほん)と数えたくなるところですが、一杯(いっぱい)
二杯(にはい)というように【杯】を使います。杯と書いてはいますが、語源としては貝の数え方
である一貝(ひとかい/いちばい)から変化したという説もありますので、杯と当てて良いもの
か悩むところです。
花も面白いのですが、花のみを指すなら【輪】を用いますが、茎が付いた状態のものならば
一本(いっぽん)二本(にほん)と数えますし、根まで付いたものならば【株】でも構いません。
札束は、【束】でしょう?人差し指を立てて一本(いっぽん)なんて言ったりすることもあるかも
知れませんが、場面によってそれが十万円であったり、百万円であったりしますから、必ず
しも札束であるとは限りません。
お箸は一膳、二膳と【膳】を用います。一対(2本)の使える状態の箸を指していますから、
片方を落としてた時には『一本(いっぽん)落としちゃった』と言っても可笑しくありません。
橋は、【本】や【基】で数えるのが一般的だと思いますが、一橋(いっきょう)と【橋】を使うこと
もあります。こちらの方が違和感無いと仰る方もいるかも知れません。
樹木は、一本(いっぽん)二本(にほん)三本(さんぼん)と【本】を用いたり、【株】を用いたり
します。【樹】なんてのもありますよ。
この辺りで一服させてもらっても構いませんか?」
そう言うと、コーヒーを淹れに席を立つ。
少し長くなったので一端切って、次にBの説明を入れますね。
たいふ 2009/07/20 15:31
アキラ「ちょっといいかな、お兄さん」
太 傅「何ですか?」
アキラ「物の数え方について聞きたいんだけど…教えてくれるかな?」
ヒロシ「オイオイ…それが今回の問題だろ?教えてくれるわけないじゃん」
太 傅「良いですよ」
ヒロシ「…って良いのかよ…」
太 傅「それで、どんな物の数え方を教えれば良いのかな?」
アキラ「…このメモに書いてある物だけで良いよ」
太 傅「煙突や鉛筆のように細長いものは、一本(いっぽん)、二本(にほん)というように【本】
を使うのが一般的ですね。ただ、煙突は、一基、二基と【基】を使うことも出来ます。
映画は【作】や【本】を使いますね。フィルムは一巻、二巻と【巻】を使いますし、シーン
(場面)に対して【コマ】を使ったりもします。
ドラマも映画同様に【作】や【本】を使うのが一般的でしょうが、これは24話あれば、24話
全体(作品)の数え方であって、一部を指すなら第何話というように【話】を用いますね。
【クール】というのは放映される期間の単位であって、ドラマの数え方ではないと思います。
イカは細長いので一本(いっぽん)二本(にほん)と数えたくなるところですが、一杯(いっぱい)
二杯(にはい)というように【杯】を使います。杯と書いてはいますが、語源としては貝の数え方
である一貝(ひとかい/いちばい)から変化したという説もありますので、杯と当てて良いもの
か悩むところです。
花も面白いのですが、花のみを指すなら【輪】を用いますが、茎が付いた状態のものならば
一本(いっぽん)二本(にほん)と数えますし、根まで付いたものならば【株】でも構いません。
札束は、【束】でしょう?人差し指を立てて一本(いっぽん)なんて言ったりすることもあるかも
知れませんが、場面によってそれが十万円であったり、百万円であったりしますから、必ず
しも札束であるとは限りません。
お箸は一膳、二膳と【膳】を用います。一対(2本)の使える状態の箸を指していますから、
片方を落としてた時には『一本(いっぽん)落としちゃった』と言っても可笑しくありません。
橋は、【本】や【基】で数えるのが一般的だと思いますが、一橋(いっきょう)と【橋】を使うこと
もあります。こちらの方が違和感無いと仰る方もいるかも知れません。
樹木は、一本(いっぽん)二本(にほん)三本(さんぼん)と【本】を用いたり、【株】を用いたり
します。【樹】なんてのもありますよ。
この辺りで一服させてもらっても構いませんか?」
そう言うと、コーヒーを淹れに席を立つ。
少し長くなったので一端切って、次にBの説明を入れますね。